教育の分野は社会民主主義制がベスト
国の利益の効用最大化のために
-最終更新日: 2023年7月25日 (火)-

ちょっと前、韓国政府が、受験戦争が激しい自国内において、学校で学習できる以上の難解な問題を大学受験に出さない方針を打ち出しました。これは、加熱する塾学習を抑えるためでした。お金持ちの学生しか塾を利用できず、貧困の再生産につながっていたという反省に基づいています。
日本社会も同様です。ある程度のお金持ちしか、塾に行けません。塾で学習した難問の解をそのまま受験戦争で答えれば、東大・京大に行けます。日本でも、貴族社会というか、貧困の再生産が行われていたのです。
ここで、IQ・学力の高い方なら、この解をすぐに導くことができます。IQ・学力の布置は統計分布に従います。IQ・学力が高い方が大勢一流大学・一流企業に集まるほど、国の利益が効用最大化されます。従いまして、受験戦争に参加する総数母体を貧困層にまで広げる方が国の利益につながります。彼らに、お金持ちと同等の教育を受けることができるようにするためにも、教育の分野は新自由主義制であってはなりません。社会民主主義制であるべきです。
教育の分野は、昭和の時代においては長らく社会民主主義制でしたが、グローバリズムの際に、新自由主義化しました。その弊害が、貧困の再生産という名の日本の貴族社会化でした。この批判は、長らく独裁自公政権に打ち消されてきました。結果、日本のGDP伸びは先進国最低となりました。
私が京都大学に在学していた1990年代後半は、まだお金持ちから貧しい方までシャッフルされた時代でした。その上で、全員が能力を最大限に伸ばすことができる時代でした。あの頃に戻らなければ、日本はもっと沈滞するでしょう。
閉塞感を打破するために、今回はこのことを強く述べさせていただきます。一流企業は、その運営が新自由主義制であるべきでしょうが、教育の分野は社会民主主義制であるべきです。それぞれの分野において、その運営のために適正な制度があります。多元化された社会ではさらに複雑になっています。お互いがお互いを駆逐しないウィンウィンの関係であるべきです。この最適解を、日本社会は導けるでしょうか?
政治家も貧困層から
今、主要政党で政治家になれるのは、お金持ちの家柄の、一部のエリート教育を受けてきた人だけです。彼らは、利権を保持するだけの役割しか担いません。従いまして、貧困層から、同等の才能を持った方も、政治家に輩出されなければなりません。ただ、利権を侵害する政治は、寿命をゴリゴリ縮めます。最悪、暗殺されます。寿命を10年縮めても、暗殺されてもいいので、日本のデフラグ(=構造最適化)をできる方であれば、貧困層の方でも総理大臣になる資格があります。私の政治家に関する持論です。台湾のオードリー・タン大臣、明石市の泉房穂市長がモデルケースだと思います。
互いに異なるイデオロギーの相克が至高の結果を生む

私が一番好きなオーケストラの作曲家は、グスタフ・マーラーです。2番、6番、9番が好きです。マーラーの人生の集大成の9番ですが、レナード・バーンスタインによるベルリンフィルの演奏がベストと言われています。私もそう思います。ただ、この9番、最終楽章の最終部分の音楽が脱落・欠落しています。ドイツ右派のベルリンフィルの、バーンスタインに対する拒絶の感情がそうさせたと言われています。ただ、演奏を通じて、これ以上の張り詰めた至高の演奏は歴史上存在しません。ユダヤ人による、ドイツ右派の演奏という、矛盾した緊張関係が生んだ傑作と言われています。バーンスタインの、楽団をコントロール下に置こうとした絶望的な努力が部分的に成功し、部分的に失敗し、別の次元の演奏を紡ぎだした好例です。このような帰着もありうるのではないかとジェイコブ・ロスチャイルド卿がお考えです。
【2023年7月25日のサブリミナルメッセージ】
グレタ・トゥーンベリさん「法律に沿っていては私たちは世界を救えない」TI被害者は法律の枠組みでは現在掬えない状況だという励ましのサブリミナルメッセージ。誠にありがとうございます。6:23。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1556b442360d2969f1774cc7f6c598448335ba1c
麻生副首相「政治家の評価なんていうのは、死んで歴史家がいろいろ講釈するのであって、生きているときは、褒めてもらえることはないと。そう思っておかれたらどうです?」誠にありがとうございます。記録に残します。9:24。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd608fe0833f6ebb3348243765af965b04a0f0f1
-最終更新日: 2023年7月25日 (火)-

ちょっと前、韓国政府が、受験戦争が激しい自国内において、学校で学習できる以上の難解な問題を大学受験に出さない方針を打ち出しました。これは、加熱する塾学習を抑えるためでした。お金持ちの学生しか塾を利用できず、貧困の再生産につながっていたという反省に基づいています。
日本社会も同様です。ある程度のお金持ちしか、塾に行けません。塾で学習した難問の解をそのまま受験戦争で答えれば、東大・京大に行けます。日本でも、貴族社会というか、貧困の再生産が行われていたのです。
ここで、IQ・学力の高い方なら、この解をすぐに導くことができます。IQ・学力の布置は統計分布に従います。IQ・学力が高い方が大勢一流大学・一流企業に集まるほど、国の利益が効用最大化されます。従いまして、受験戦争に参加する総数母体を貧困層にまで広げる方が国の利益につながります。彼らに、お金持ちと同等の教育を受けることができるようにするためにも、教育の分野は新自由主義制であってはなりません。社会民主主義制であるべきです。
教育の分野は、昭和の時代においては長らく社会民主主義制でしたが、グローバリズムの際に、新自由主義化しました。その弊害が、貧困の再生産という名の日本の貴族社会化でした。この批判は、長らく独裁自公政権に打ち消されてきました。結果、日本のGDP伸びは先進国最低となりました。
私が京都大学に在学していた1990年代後半は、まだお金持ちから貧しい方までシャッフルされた時代でした。その上で、全員が能力を最大限に伸ばすことができる時代でした。あの頃に戻らなければ、日本はもっと沈滞するでしょう。
閉塞感を打破するために、今回はこのことを強く述べさせていただきます。一流企業は、その運営が新自由主義制であるべきでしょうが、教育の分野は社会民主主義制であるべきです。それぞれの分野において、その運営のために適正な制度があります。多元化された社会ではさらに複雑になっています。お互いがお互いを駆逐しないウィンウィンの関係であるべきです。この最適解を、日本社会は導けるでしょうか?
政治家も貧困層から
今、主要政党で政治家になれるのは、お金持ちの家柄の、一部のエリート教育を受けてきた人だけです。彼らは、利権を保持するだけの役割しか担いません。従いまして、貧困層から、同等の才能を持った方も、政治家に輩出されなければなりません。ただ、利権を侵害する政治は、寿命をゴリゴリ縮めます。最悪、暗殺されます。寿命を10年縮めても、暗殺されてもいいので、日本のデフラグ(=構造最適化)をできる方であれば、貧困層の方でも総理大臣になる資格があります。私の政治家に関する持論です。台湾のオードリー・タン大臣、明石市の泉房穂市長がモデルケースだと思います。
互いに異なるイデオロギーの相克が至高の結果を生む

私が一番好きなオーケストラの作曲家は、グスタフ・マーラーです。2番、6番、9番が好きです。マーラーの人生の集大成の9番ですが、レナード・バーンスタインによるベルリンフィルの演奏がベストと言われています。私もそう思います。ただ、この9番、最終楽章の最終部分の音楽が脱落・欠落しています。ドイツ右派のベルリンフィルの、バーンスタインに対する拒絶の感情がそうさせたと言われています。ただ、演奏を通じて、これ以上の張り詰めた至高の演奏は歴史上存在しません。ユダヤ人による、ドイツ右派の演奏という、矛盾した緊張関係が生んだ傑作と言われています。バーンスタインの、楽団をコントロール下に置こうとした絶望的な努力が部分的に成功し、部分的に失敗し、別の次元の演奏を紡ぎだした好例です。このような帰着もありうるのではないかとジェイコブ・ロスチャイルド卿がお考えです。
【2023年7月25日のサブリミナルメッセージ】
グレタ・トゥーンベリさん「法律に沿っていては私たちは世界を救えない」TI被害者は法律の枠組みでは現在掬えない状況だという励ましのサブリミナルメッセージ。誠にありがとうございます。6:23。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1556b442360d2969f1774cc7f6c598448335ba1c
麻生副首相「政治家の評価なんていうのは、死んで歴史家がいろいろ講釈するのであって、生きているときは、褒めてもらえることはないと。そう思っておかれたらどうです?」誠にありがとうございます。記録に残します。9:24。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd608fe0833f6ebb3348243765af965b04a0f0f1
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