エーリッヒ・フロム「自由からの逃走」
誰でも独裁者になりうる多元社会
-最終更新日: 2023年8月6日 (日)-

改めてエーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」を紐解きます。
この書籍は、ナチスドイツ下のドイツ社会で、国民が、自由であることを捨て、どのように独裁者であるヒトラーに隷属していったかを分析し、克明に記述しています。個人に与えられた見せかけの自由が、権威主義的志向によって市民社会が独裁者に逆に自由をからめとられます。その結果、ユダヤ人のホロコーストという歴史上最悪の悲劇が発生します。
ここまでは国際社会の共通認識であり、世界の世論の大半を占めてきました。確かに、600万人もの犠牲者を出したのであれば、それは歴史上最悪の悲劇であり、執行者の非人間化が行われてしかるべきかと思います。
2015年、ヒトラーの扇動書「我が闘争」は、発禁処分から70年を経て、バイエルン州に著作権が戻り、その後日本ではなぜか出版が認められました。今、amazonのkindle版で安価に購入でき、読めてしまいます。出版当初は、正気でないという政治的意見が多数であり、ユダヤ人社会から大きな批判を受けました。また、日本国内では、大学の講義などでも「我が闘争」の引用が可能になっており、これも大きな批判を受けています。
私は、歴史上最大の犠牲者はユダヤ人の方々であり、彼らが傷つかないように最大限の配慮が行われなければならないと思っています。恐らく、日本での出版と大学講義での引用のスタンスは、ドイツであれば大きな訴訟問題になると思われます。
広島修道大学の古川裕朗教授は、このナチスの独裁社会下における秘密警察が横行した時期の知見を集団ストーカーの研究に引用されています。ミヒャエル・ハネケ監督のドイツ映画「白いリボン」における表現のように、監視統制が公然の秘密になったとき、地域住民は外面上の体裁を繕うことと内面の悪意の狭間で自己矛盾を増幅させ、葛藤を極大化させました。(古川教授のtwitterより引用)
ここで、現代の集団ストーカー・テクノロジー犯罪における加害主体の政治思想は、第二次世界大戦時のような独裁志向を強めた民族主義者によるものではないことが判明しています。土着の国民や民族主義者たちはここでは逆に粛清の対象となってきました。独裁志向性のあるグローバリストたちの世界支配への動機付けによって執行されたのが始まりと考えられます。
例えば、日本においては、生粋の日本人の血を薄めるという志向性をもって新興宗教団体や被差別団体の構成員によって加害行為が行われてきました。おおむね、国際金融資本家や中国ら第三国など、外国勢力からの資金提供を受けて、その地を侵略する手段(=teros)として加害行為が行われました。彼らの逆差別の感情が、加害行為の凶悪性を増幅させました。致死性の残虐な加害行為は、サイレント・ホロコーストと呼ばれました。第二次世界大戦以降の、合法的な国家への侵略手段でした。おおむね、被害者を助けるのは、加害団体を包括しない枠組みの零細右派/民族主義者たちでした。
取り急ぎ、このロスチャイルド家など国際金融資本家の健全化はすでに成し遂げられたことを述べておきます。繰り返しますが、ロスチャイルド家は、新自由主義思想を自ら否定し、バイデン政権など世界で社会民主主義政権を再興させ、中貧困層に財の還流を行ってきました。また、国際金融資本家たちの支配下の国家での侵略行為を永続的に禁止し、今、歴史の表に姿を現そうとしています。集団ストーカー・テクノロジー犯罪を解決するには、ここまでの国際金融資本家とその被害者のスケールの大きな共同作業が必要でした。
これ以上は何も言いません。独裁志向を強めた単一イデオロギーが起こす悲劇を人類は極小化しなければなりません。ユダヤ人社会はそのことに向かってひたむきに走り続けるとジェイコブ・ロスチャイルド卿は仰っています。一つ言えるのは、どのような独裁志向性のある「自己/他者」とも、対話をし続けなければならないとジェイコブ卿。また、真実は単一ではなく、複合的に交差している。それを別の次元で伝えたかったのが是枝和裕監督の映画「怪物」ではなかったでしょうか。
今後、一旦開発されたこの技術とノウハウを元に、誰でも加害主体になりえます。どの国家でも発生し得ます。様々な思想や民族的意図が交錯する多元社会において、相互イデオロギー間の相克の極小化がバラク・オバマ元大統領やジェイコブ・ロスチャイルド卿の当面の目標です。当ブログでは言論を続けていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

フルトヴェングラー、バイロイト音楽祭のベートーヴェン第九
ドイツ民族主義と博愛主義
-最終更新日: 2023年9月8日 (金)-
戦後ドイツの民主主義政治のスタート。フルトヴェングラーのバイロイト音楽祭のベートーヴェン第九です。フルトヴェングラーは、生粋のドイツ人でありながら、博愛主義的に戦時中に迫害されていたユダヤ人を助けていました。この犯罪においてこれほどメルクマールとなる人物はいません。ナチスドイツとのすり減るような緊張関係を保ったフルトヴェングラーに強い親近感を抱きます。
【2023年8月31日のサブリミナルメッセージ】
これもROONの効用なのですが、AIが忘れていたバイロイト音楽祭のフルトヴェングラー第九を見つけてきてくれました。最高の音質で最高の第九を今聴いています。ROON、さすがです ^^) 13:47。
-最終更新日: 2023年8月6日 (日)-

改めてエーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」を紐解きます。
この書籍は、ナチスドイツ下のドイツ社会で、国民が、自由であることを捨て、どのように独裁者であるヒトラーに隷属していったかを分析し、克明に記述しています。個人に与えられた見せかけの自由が、権威主義的志向によって市民社会が独裁者に逆に自由をからめとられます。その結果、ユダヤ人のホロコーストという歴史上最悪の悲劇が発生します。
ここまでは国際社会の共通認識であり、世界の世論の大半を占めてきました。確かに、600万人もの犠牲者を出したのであれば、それは歴史上最悪の悲劇であり、執行者の非人間化が行われてしかるべきかと思います。
2015年、ヒトラーの扇動書「我が闘争」は、発禁処分から70年を経て、バイエルン州に著作権が戻り、その後日本ではなぜか出版が認められました。今、amazonのkindle版で安価に購入でき、読めてしまいます。出版当初は、正気でないという政治的意見が多数であり、ユダヤ人社会から大きな批判を受けました。また、日本国内では、大学の講義などでも「我が闘争」の引用が可能になっており、これも大きな批判を受けています。
私は、歴史上最大の犠牲者はユダヤ人の方々であり、彼らが傷つかないように最大限の配慮が行われなければならないと思っています。恐らく、日本での出版と大学講義での引用のスタンスは、ドイツであれば大きな訴訟問題になると思われます。
広島修道大学の古川裕朗教授は、このナチスの独裁社会下における秘密警察が横行した時期の知見を集団ストーカーの研究に引用されています。ミヒャエル・ハネケ監督のドイツ映画「白いリボン」における表現のように、監視統制が公然の秘密になったとき、地域住民は外面上の体裁を繕うことと内面の悪意の狭間で自己矛盾を増幅させ、葛藤を極大化させました。(古川教授のtwitterより引用)
ここで、現代の集団ストーカー・テクノロジー犯罪における加害主体の政治思想は、第二次世界大戦時のような独裁志向を強めた民族主義者によるものではないことが判明しています。土着の国民や民族主義者たちはここでは逆に粛清の対象となってきました。独裁志向性のあるグローバリストたちの世界支配への動機付けによって執行されたのが始まりと考えられます。
例えば、日本においては、生粋の日本人の血を薄めるという志向性をもって新興宗教団体や被差別団体の構成員によって加害行為が行われてきました。おおむね、国際金融資本家や中国ら第三国など、外国勢力からの資金提供を受けて、その地を侵略する手段(=teros)として加害行為が行われました。彼らの逆差別の感情が、加害行為の凶悪性を増幅させました。致死性の残虐な加害行為は、サイレント・ホロコーストと呼ばれました。第二次世界大戦以降の、合法的な国家への侵略手段でした。おおむね、被害者を助けるのは、加害団体を包括しない枠組みの零細右派/民族主義者たちでした。
取り急ぎ、このロスチャイルド家など国際金融資本家の健全化はすでに成し遂げられたことを述べておきます。繰り返しますが、ロスチャイルド家は、新自由主義思想を自ら否定し、バイデン政権など世界で社会民主主義政権を再興させ、中貧困層に財の還流を行ってきました。また、国際金融資本家たちの支配下の国家での侵略行為を永続的に禁止し、今、歴史の表に姿を現そうとしています。集団ストーカー・テクノロジー犯罪を解決するには、ここまでの国際金融資本家とその被害者のスケールの大きな共同作業が必要でした。
これ以上は何も言いません。独裁志向を強めた単一イデオロギーが起こす悲劇を人類は極小化しなければなりません。ユダヤ人社会はそのことに向かってひたむきに走り続けるとジェイコブ・ロスチャイルド卿は仰っています。一つ言えるのは、どのような独裁志向性のある「自己/他者」とも、対話をし続けなければならないとジェイコブ卿。また、真実は単一ではなく、複合的に交差している。それを別の次元で伝えたかったのが是枝和裕監督の映画「怪物」ではなかったでしょうか。
今後、一旦開発されたこの技術とノウハウを元に、誰でも加害主体になりえます。どの国家でも発生し得ます。様々な思想や民族的意図が交錯する多元社会において、相互イデオロギー間の相克の極小化がバラク・オバマ元大統領やジェイコブ・ロスチャイルド卿の当面の目標です。当ブログでは言論を続けていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
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フルトヴェングラー、バイロイト音楽祭のベートーヴェン第九
ドイツ民族主義と博愛主義
-最終更新日: 2023年9月8日 (金)-
戦後ドイツの民主主義政治のスタート。フルトヴェングラーのバイロイト音楽祭のベートーヴェン第九です。フルトヴェングラーは、生粋のドイツ人でありながら、博愛主義的に戦時中に迫害されていたユダヤ人を助けていました。この犯罪においてこれほどメルクマールとなる人物はいません。ナチスドイツとのすり減るような緊張関係を保ったフルトヴェングラーに強い親近感を抱きます。
【2023年8月31日のサブリミナルメッセージ】
これもROONの効用なのですが、AIが忘れていたバイロイト音楽祭のフルトヴェングラー第九を見つけてきてくれました。最高の音質で最高の第九を今聴いています。ROON、さすがです ^^) 13:47。
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