林千勝著「ザ・ロスチャイルド」
陰謀論の含まれない近代ロスチャイルド家の歴史記録
-最終更新日:2023年8月10日(木)-

もう出版されて2年以上たっていますが、あらためて読ませていただきました。当初は妨害を受けていたのか品薄でしたね。私が購入したのは第6版で、やはり需要があるみたいです。
結論から、現段階でのロスチャイルド家の近世から近代、第二次世界大戦頃までの陰謀論の含まれない歴史検証、人物検証がなされた書籍です。
宮廷ユダヤ人からマルクスの「資本論」、軍産複合体への進出、日露戦争での両建て、中央銀行システム、アメリカ連邦準備制度の創設、死の商人、一般的にウェブで議論されているロスチャイルド家の世界支配の過程が克明に記述されています。
あらすじ・概要
もともとユダヤ人は中世~近世までは差別的に扱われ、土地所有を許されず、ゲットーに強制居住されてきました。それが、宮廷ユダヤ人という王室の御用金融業者にロスチャイルド家の創始者が成り上がるところから始まります。
その後、ロスチャイルド家の関心は各国の中央銀行に集中し、イングランド銀行や合衆国銀行を支配します。メディア、軍産複合体への進出を行い、世界戦略を展開していきました。
ロスチャイルド家のビジネスノウハウの核である両建てのエピソードは、日本国内では日露戦争が有名です。高橋是清とユダヤ人投資家シフのエピソードは知らない人はいないと思います。当時ロシアで迫害されていたユダヤ人を救うため、体制転覆を狙い、日本により多くの資金提供を行い、日本の勝利に結び付けました。
この書籍では第二次世界大戦までの記述しかありませんが、その後もロスチャイルド家は軍産複合体を傘下に持つ過程で、世界の戦争・紛争の両当事者に出資し、莫大な負債を負わせ、経済拡張を行っていきます。
ロスチャイルド家のもう一つの金脈が、中央銀行の通貨発行権システムです。この書籍ではアメリカ連邦準備制度創設の仕組みが詳述されています。当初から、アメリカの中央銀行の筆頭株主が事実上ロスチャイルド家で、彼ら国際金融資本家の民間銀行であり、アメリカ政府を支配してきたことが記述されています。
端的に、戦後の集団ストーカー・テクノロジー犯罪という膨大な人件費を要する群衆支配の工作資金がどこから出ていたかを考慮すると、このような仕組み・支配体制がつい最近まで続いてきたことによるものでしょう。
抜粋です。
近現代は、資本の論理が貫徹した時代です。
1)グローバリズム(世界市場、反ナショナリズム、ワン・ワールド、国連、EU)
2)分割支配(二極冷戦構造:米ソ構造から米中構造へ)
3)軍事ビジネス
が、この地球上における大資本の限りない拡大のための方策と考えられ、これらが歴史的な必然として壮大なドラマを形づくっていったのです。 (p.300-301)
この部分の要約にすべてロスチャイルド家の世界支配の信条が表現されていると思います。自らの拡張のために、どのような思想の元にそれが実行されていったかです。本書は第二次世界大戦頃の記述にとどまっていますが、その後の歴史検証を経た林氏の書籍も読んでみたい気がします。
集団ストーカーとテクノロジー犯罪
なお、戦後の集団ストーカー・テクノロジー犯罪にどのように発展するかについてご説明いたします。
戦後、独裁国家の秘密警察の手法を応用し、集団ストーカーという人による合法な嫌がらせの集合体によって特定個人を追い詰める人間破壊プログラムをアメリカCIAやイギリスMI6が開発しました。これが、アメリカ社会において、戦後の共産狩り「コインテルプロ」に応用されました。
また、群衆支配としてアメリカ政府が注目したのがマインドコントロールです。当初、MKウルトラという覚醒剤を用いたマインドコントロールの臨床実験が行われ、これは議会で白日の下に晒されました。その後、CIAが極低周波の電磁波によるマインドコントロールにシフトし、実験を重ね、国際金融資本家たちの群衆支配のツールとして利用されてきました。これを一般的にテクノロジー犯罪と言います。
この集団ストーカーとテクノロジー犯罪が合体し、合法的な個人抹殺ノウハウとして今日に至ります。この運用の出資者が世界支配を目的としたロスチャイルド家など国際金融資本家たちであり、中央銀行システムや戦争ビジネスで得られた無尽蔵な資金を投入していました。
なお、テクノロジー犯罪の最たるものが思考盗聴技術で、これによる統治により、数十年間グローバリストを抱え込んだ新自由主義思想のロスチャイルド家は無敵を誇りました。
しかし、この思考盗聴技術がロスチャイルド家など国際金融資本家の陰謀の暴露のために民族主義者たちによって逆手に用いられました。
この一般市民への流布が、トランプ政権で一気に加速します。彼らの陰謀が真実と誤謬含めネット上を氾濫し、ロスチャイルド家たち国際金融資本家は追い詰められます。そこで、宗主のジェイコブ・ロスチャイルド卿が2019年に当ブログで約束・予言したことが下記の内容です。
1)永続的に可能な限りユダヤ人やロスチャイルド家に起因する戦争の勃発を回避
2)ロスチャイルド家の資産を一般市民に還流させ、ボトムアップ式の社会を構築
3)ロスチャイルド家の歴史の公開

ロスチャイルド家の約束
家の存続と引き換えです
さらに、ロスチャイルド家はその後、非核・非武装についても言及し、グローバリズムにおけるロスチャイルド家の拡張の暴力装置となってきたイルミナティの解体及び慈善団体としての再組織化も着手し、結実させています。

ロスチャイルド家は非核・非武装を訴えます
求められる新たな巨大金融資本家の役割

イルミナティを慈善事業団へ
ジェイコブ・ロスチャイルド卿の構想は果たされました
なお、ロスチャイルド家は、これらのことを人類社会で約束したうえで、現状の多極化するイデオロギーの相克と軋轢を極小化し、人類が世界に住みやすい社会を形作ろうと考えています。単一イデオロギーの独占による民主主義社会の暗黒社会化は必ず避けなければならないとジェイコブ卿がお考えです。

エーリッヒ・フロム「自由からの逃走」
誰でも独裁者になりうる多元社会
最後はロスチャイルド家の弁明に終始して申し訳ないですが、ジェイコブ・ロスチャイルド卿は生前にこれらのお約束を確定させることを最後のライフワークとしたいと思われています。皆さまに置かれましても、何卒ご理解をお願い致します。
林千勝さんの書籍は、陰謀論も含まれない、ロスチャイルド家サイドの記述でもない貴重な出版です。執筆には命の危険があったかと思います。私と同じです。
健全化したロスチャイルド家・ロックフェラー家など国際金融資本家の存在は、公に語られるようになり、学術の世界でも議論されていくと思います。どうか、真正な人類社会の到来を期待して、ジェイコブ卿のご英断を皆様にご斟酌いただけますと幸いです。
-最終更新日:2023年8月10日(木)-

もう出版されて2年以上たっていますが、あらためて読ませていただきました。当初は妨害を受けていたのか品薄でしたね。私が購入したのは第6版で、やはり需要があるみたいです。
結論から、現段階でのロスチャイルド家の近世から近代、第二次世界大戦頃までの陰謀論の含まれない歴史検証、人物検証がなされた書籍です。
宮廷ユダヤ人からマルクスの「資本論」、軍産複合体への進出、日露戦争での両建て、中央銀行システム、アメリカ連邦準備制度の創設、死の商人、一般的にウェブで議論されているロスチャイルド家の世界支配の過程が克明に記述されています。
あらすじ・概要
もともとユダヤ人は中世~近世までは差別的に扱われ、土地所有を許されず、ゲットーに強制居住されてきました。それが、宮廷ユダヤ人という王室の御用金融業者にロスチャイルド家の創始者が成り上がるところから始まります。
その後、ロスチャイルド家の関心は各国の中央銀行に集中し、イングランド銀行や合衆国銀行を支配します。メディア、軍産複合体への進出を行い、世界戦略を展開していきました。
ロスチャイルド家のビジネスノウハウの核である両建てのエピソードは、日本国内では日露戦争が有名です。高橋是清とユダヤ人投資家シフのエピソードは知らない人はいないと思います。当時ロシアで迫害されていたユダヤ人を救うため、体制転覆を狙い、日本により多くの資金提供を行い、日本の勝利に結び付けました。
この書籍では第二次世界大戦までの記述しかありませんが、その後もロスチャイルド家は軍産複合体を傘下に持つ過程で、世界の戦争・紛争の両当事者に出資し、莫大な負債を負わせ、経済拡張を行っていきます。
ロスチャイルド家のもう一つの金脈が、中央銀行の通貨発行権システムです。この書籍ではアメリカ連邦準備制度創設の仕組みが詳述されています。当初から、アメリカの中央銀行の筆頭株主が事実上ロスチャイルド家で、彼ら国際金融資本家の民間銀行であり、アメリカ政府を支配してきたことが記述されています。
端的に、戦後の集団ストーカー・テクノロジー犯罪という膨大な人件費を要する群衆支配の工作資金がどこから出ていたかを考慮すると、このような仕組み・支配体制がつい最近まで続いてきたことによるものでしょう。
抜粋です。
近現代は、資本の論理が貫徹した時代です。
1)グローバリズム(世界市場、反ナショナリズム、ワン・ワールド、国連、EU)
2)分割支配(二極冷戦構造:米ソ構造から米中構造へ)
3)軍事ビジネス
が、この地球上における大資本の限りない拡大のための方策と考えられ、これらが歴史的な必然として壮大なドラマを形づくっていったのです。 (p.300-301)
この部分の要約にすべてロスチャイルド家の世界支配の信条が表現されていると思います。自らの拡張のために、どのような思想の元にそれが実行されていったかです。本書は第二次世界大戦頃の記述にとどまっていますが、その後の歴史検証を経た林氏の書籍も読んでみたい気がします。
集団ストーカーとテクノロジー犯罪
なお、戦後の集団ストーカー・テクノロジー犯罪にどのように発展するかについてご説明いたします。
戦後、独裁国家の秘密警察の手法を応用し、集団ストーカーという人による合法な嫌がらせの集合体によって特定個人を追い詰める人間破壊プログラムをアメリカCIAやイギリスMI6が開発しました。これが、アメリカ社会において、戦後の共産狩り「コインテルプロ」に応用されました。
また、群衆支配としてアメリカ政府が注目したのがマインドコントロールです。当初、MKウルトラという覚醒剤を用いたマインドコントロールの臨床実験が行われ、これは議会で白日の下に晒されました。その後、CIAが極低周波の電磁波によるマインドコントロールにシフトし、実験を重ね、国際金融資本家たちの群衆支配のツールとして利用されてきました。これを一般的にテクノロジー犯罪と言います。
この集団ストーカーとテクノロジー犯罪が合体し、合法的な個人抹殺ノウハウとして今日に至ります。この運用の出資者が世界支配を目的としたロスチャイルド家など国際金融資本家たちであり、中央銀行システムや戦争ビジネスで得られた無尽蔵な資金を投入していました。
なお、テクノロジー犯罪の最たるものが思考盗聴技術で、これによる統治により、数十年間グローバリストを抱え込んだ新自由主義思想のロスチャイルド家は無敵を誇りました。
しかし、この思考盗聴技術がロスチャイルド家など国際金融資本家の陰謀の暴露のために民族主義者たちによって逆手に用いられました。
この一般市民への流布が、トランプ政権で一気に加速します。彼らの陰謀が真実と誤謬含めネット上を氾濫し、ロスチャイルド家たち国際金融資本家は追い詰められます。そこで、宗主のジェイコブ・ロスチャイルド卿が2019年に当ブログで約束・予言したことが下記の内容です。
1)永続的に可能な限りユダヤ人やロスチャイルド家に起因する戦争の勃発を回避
2)ロスチャイルド家の資産を一般市民に還流させ、ボトムアップ式の社会を構築
3)ロスチャイルド家の歴史の公開

ロスチャイルド家の約束
家の存続と引き換えです
さらに、ロスチャイルド家はその後、非核・非武装についても言及し、グローバリズムにおけるロスチャイルド家の拡張の暴力装置となってきたイルミナティの解体及び慈善団体としての再組織化も着手し、結実させています。

ロスチャイルド家は非核・非武装を訴えます
求められる新たな巨大金融資本家の役割

イルミナティを慈善事業団へ
ジェイコブ・ロスチャイルド卿の構想は果たされました
なお、ロスチャイルド家は、これらのことを人類社会で約束したうえで、現状の多極化するイデオロギーの相克と軋轢を極小化し、人類が世界に住みやすい社会を形作ろうと考えています。単一イデオロギーの独占による民主主義社会の暗黒社会化は必ず避けなければならないとジェイコブ卿がお考えです。

エーリッヒ・フロム「自由からの逃走」
誰でも独裁者になりうる多元社会
最後はロスチャイルド家の弁明に終始して申し訳ないですが、ジェイコブ・ロスチャイルド卿は生前にこれらのお約束を確定させることを最後のライフワークとしたいと思われています。皆さまに置かれましても、何卒ご理解をお願い致します。
林千勝さんの書籍は、陰謀論も含まれない、ロスチャイルド家サイドの記述でもない貴重な出版です。執筆には命の危険があったかと思います。私と同じです。
健全化したロスチャイルド家・ロックフェラー家など国際金融資本家の存在は、公に語られるようになり、学術の世界でも議論されていくと思います。どうか、真正な人類社会の到来を期待して、ジェイコブ卿のご英断を皆様にご斟酌いただけますと幸いです。
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