被害の概説 (後半)
-最終更新日:2010年8月12日(木)-
前回の被害の内容を読まれて、勘の鋭い方はこのように思われるでしょう。被害者がこの被害を真剣に訴えたら、精神疾患に罹患したかのような印象を受けると。事実、この被害を受けて、精神疾患でも何でもないのに精神科で訴えて入院となってしまった方もおられるものと推察します。最近出版された被害者33名の被害記録によると、NPO法人テクノロジー犯罪被害ネットワークの理事長である石橋氏はこのように述べています。
「常識の範疇の嫌がらせでは被害者を助ける人が必ず現れます。しかし常識から離れていればいるほどだれもが遠ざけるようになります。一方被害者は身に起こっていることが非常識であればあるほどまったく判断ができなくなってパニックに陥ってしまうのです。そのパニック状態をみてさらに遠ざけられ、追い詰められた先にあるのは、自殺か、緊急避難的な対処か、精神病院への収容であります。」 (同著p5)
私のケースでも、家族と相談して乗り越えてきましたが、1年間家族にも信じてもらえませんでした。この被害を話すときは慎重を期せざるを得ませんでした。当初は人による付きまといや、嫌がらせのメッセージを伝える「ほのめかし」などから理解してもらいましたが、「音が聞こえる被害」などはたちどころに信じてもらえなくなると思い、長い間話すことはありませんでした。(「ほのめかし」は直接被害者に脅迫的な言葉を投げかけない方法で行われます。例えば、被害者の近くでわざと大声で「殺されるかもしれん」と2者で会話したり、電話で話す振りをしてメッセージを伝えます。このようにすれば、直接的な加害-被害関係が成立しません。これが、町の行く先々で毎日行われます。)
このように、この被害を受けた人は、陰湿な嫌がらせが長期間継続します。私の場合は2~3年程度ですが、上記のNPO法人によると、10年以上の長い間被害を受け続けられている方もおられるようです。
個人差はあるものの、被害者の置かれた状況はこのようなものです。社会生活を円滑に送れなくなる精神的に拷問のような被害が非常に長期間にわたって行われます。被害者の置かれた状況によっても異なると思いますが、家族の支えがなかったり、経済的に困窮した場合は、石橋氏の言われるように、自殺という手段しか残されてないようなケースも多くあるものと推察されます。
また、これは日本国内における問題ではありません。当初にも述べましたように、海外では”Gang Stalking” “Organized Stalking” “Gaslightning”などと呼ばれ、すでに各国・各圏で被害者組織が作られています。電磁波被害は“Electronic Hrassment”と呼ばれています。このうち、”Gaslighting”(ガスライティング)というのは、1944年のアメリカのガス燈という映画が由来です。夫が妻をさまざまな工作行為によって精神病に貶める内容の映画が由来であり、この被害を象徴していると言えます。
最近では、北米の機関であるFFHCS(Freedom From Harassment & Covert Surveillance)(知られざる虐待・監視からの自由)が、全世界規模で公的機関に訴えるキャンペーンを実施するなど、世界規模でこの問題に対する訴えかけが加速しているようです。
この被害は、社会的な認知と被害者救済が早急になされるべき状状況にあります。
前回の被害の内容を読まれて、勘の鋭い方はこのように思われるでしょう。被害者がこの被害を真剣に訴えたら、精神疾患に罹患したかのような印象を受けると。事実、この被害を受けて、精神疾患でも何でもないのに精神科で訴えて入院となってしまった方もおられるものと推察します。最近出版された被害者33名の被害記録によると、NPO法人テクノロジー犯罪被害ネットワークの理事長である石橋氏はこのように述べています。
「常識の範疇の嫌がらせでは被害者を助ける人が必ず現れます。しかし常識から離れていればいるほどだれもが遠ざけるようになります。一方被害者は身に起こっていることが非常識であればあるほどまったく判断ができなくなってパニックに陥ってしまうのです。そのパニック状態をみてさらに遠ざけられ、追い詰められた先にあるのは、自殺か、緊急避難的な対処か、精神病院への収容であります。」 (同著p5)
私のケースでも、家族と相談して乗り越えてきましたが、1年間家族にも信じてもらえませんでした。この被害を話すときは慎重を期せざるを得ませんでした。当初は人による付きまといや、嫌がらせのメッセージを伝える「ほのめかし」などから理解してもらいましたが、「音が聞こえる被害」などはたちどころに信じてもらえなくなると思い、長い間話すことはありませんでした。(「ほのめかし」は直接被害者に脅迫的な言葉を投げかけない方法で行われます。例えば、被害者の近くでわざと大声で「殺されるかもしれん」と2者で会話したり、電話で話す振りをしてメッセージを伝えます。このようにすれば、直接的な加害-被害関係が成立しません。これが、町の行く先々で毎日行われます。)
このように、この被害を受けた人は、陰湿な嫌がらせが長期間継続します。私の場合は2~3年程度ですが、上記のNPO法人によると、10年以上の長い間被害を受け続けられている方もおられるようです。
個人差はあるものの、被害者の置かれた状況はこのようなものです。社会生活を円滑に送れなくなる精神的に拷問のような被害が非常に長期間にわたって行われます。被害者の置かれた状況によっても異なると思いますが、家族の支えがなかったり、経済的に困窮した場合は、石橋氏の言われるように、自殺という手段しか残されてないようなケースも多くあるものと推察されます。
また、これは日本国内における問題ではありません。当初にも述べましたように、海外では”Gang Stalking” “Organized Stalking” “Gaslightning”などと呼ばれ、すでに各国・各圏で被害者組織が作られています。電磁波被害は“Electronic Hrassment”と呼ばれています。このうち、”Gaslighting”(ガスライティング)というのは、1944年のアメリカのガス燈という映画が由来です。夫が妻をさまざまな工作行為によって精神病に貶める内容の映画が由来であり、この被害を象徴していると言えます。
最近では、北米の機関であるFFHCS(Freedom From Harassment & Covert Surveillance)(知られざる虐待・監視からの自由)が、全世界規模で公的機関に訴えるキャンペーンを実施するなど、世界規模でこの問題に対する訴えかけが加速しているようです。
この被害は、社会的な認知と被害者救済が早急になされるべき状状況にあります。
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