杉原保史・原田陸・長村明子編「テキストカウンセリング入門」
私の問い合わせフォーム主体の相談対応に極めて役立ちます
-最終更新日: 2023年9月1日 (金)-

私の命の恩人の杉原先生の本ということで、早速読ませていただきました。
私は、15年前から、集団ストーカー・テクノロジー犯罪の被害相談をメールフォームを通じて行っており、その回数は1,500件を超えます。ここまで様々な方々の相談を受けてまいりましたが、危機の連続でした。
この本を読ませていただいて、自分の行っていたメールフォームの相談が、最大限のことをやっていたと思いましたが、技法的にさらにこのような手段もあるのかという気付きの連続でした。
冒頭の理論編で、対面型のカウンセリングとテキストによるカウンセリングの特徴の相違が述べられていますが、この気づきが得られることでよりテキストカウンセリングの効果を高めることができます。
・非言語情報がない(文脈がつかみづらい)
・抑制が弱まる(自己開示しやすい)
・何度でも読み返すことができる
・理性的な振り返りが促進される
・第三者に見せて説明できる資料にできる
・生活場面で対処に生かすことができる
フロイトがフリースという医師との手紙のやり取りで事実上のメールカウンセリングを行っていたように、テキストカウンセリングの特徴を生かしてクライアントとやり取りを行えば、こちらの方が効果的にカウンセリングを行える場面もあることが分かりました。
私も、当初は相談を、電話やスカイプなどの半面談で行っていました。杉原先生のご指摘にありますように、
一般に、カウンセリングは、面接室でクライエントとカウンセラーとが対面して行うものだと思われている。それが最も基本的な実践のスタイルであることは間違いない。ただし、それは唯一絶対のものではないし、唯一最強のものでもないことを認識しておく必要があるだろう。(p.2)
ご助言、誠にありがとうございます。実際、私はメールフォームの相談に切り替えることによって、感情のコントロールが上手く行えるようになり、この場合被害者の情緒的な側面がなおざりにされてしまいがちな傾向はありましたが、法律的な相談や電磁波の防御の理論的な説明などの伝達が上手く行えるようになりました。
さらに、杉原先生は、テキストカウンセリングに求められる基本スキルとして、
・情報収集と見立てスキル
・受容、共感スキル
・問題読解スキル
・介入プランの構想スキル
・アグレッション対応、危機介入スキル
を挙げられています。これも非常に参考になりました。私はこれまで、カウンセリングの理論や技法をあまり学習せずに、ただ理性的に返せばいいやとしか思っていませんでした。カウンセリングがこれほど奥が深いものだと改めて痛感致しました。
具体的な事例は守秘義務がありますのでここで述べることはできませんが、TI被害者とのメール相談の過程は危機の連続で、精神を削っていました。具体的に対応スキルを言語化していれば、危機の状況に応じて言語を使い分けるようなものです。本当にありがたい分析でした。
なお、最後の事例編で参考になった点を一つ。「Column 1回の返信にどれだけの内容を盛り込む」にて
心理的な問題の相談においては、一度に多くの問題を取り組むよりは一つずつ、それぞれをスモールステップで取り組んでいく方が効果的であることが多い。同時に多くの問題に取り組むと、それぞれの問題に割かれるリソースが少なくなり、結局は何も変わらないということになりがちである。(...中略)心理的な支援は、ゆっくり、小さく、一歩ずつが基本である。(p.101-102)
こちらも大変参考になりました。私は、何の知識もなかったので、これまで、クライアントが送ってきた文字数とほぼ同じ文字数をお返しするのが基本かつ誠意だと思っていました。場合によっては、法的相談含めて4,000字ほどお返しすることもありました。これでは重要度が分からず相手は問題解決に取り組めないですね。
私のケースでも、多いときは10回以上やり取りをすることがありましたから、信頼関係の醸成と、共闘関係の構築が重要です。その点、地道にクライアントと「ゆっくり、小さく、一歩ずつ」取り組んでいくという根を張った取り組みが重要なのだと気づかされました。
取り急ぎ、感想を。事例編含めて、参考になることばかりでした。
なお、私が1点この書籍に追記させていただくことがあるとするなら、私のように高次機能障害傾向の強い論理思考人間にとっては、対面で情緒的なやり取りをすることが苦手なこともあり、テキストで論理的に解決を積み重ねるテキストカウンセリングのスタイルの方が向いているということがあるということです。
集団ストーカー・テクノロジー犯罪被害者は、重度のDVを受けている方と同じであり、彼らの差し迫った感情を一日10人もアスペルガー傾向の強い私が電話相談するのは、気持ちが破綻していました。その点、メールで理性的に返すテキストカウンセリングは、継続性の観点からも私に向いていました。
この本を読んで気づいたことは、対面型のカウンセリングとテキストカウンセリングは別分野だということです。テキストカウンセリングの技法とノウハウがさらに積み重ねられることによって、テキストカウンセリングでしか助けることができない相談分野を、日本の心理療法の研究者の方々にさらに掘り下げていただきたいです。
杉原先生、編者の皆さま、示唆に富んだご助言をありがとうございました。これからずっと参考にさせていただきます。お仕事、頑張ってくださいね。大学在学時代は本当にお世話になりました ^^)

杉原保史先生・岡田敬司先生には、在学時に命を助けていただきました
さかのぼって集団ストーカー・テクノロジー犯罪を受けておりました
【2023年9月1日のサブリミナルメッセージ】
昔お世話になった方へ。メディア論のこと、また教えてくださいね。入門書のいい書籍も知りたいです。あと、サブリミナルメッセージの取り組みについてお立場からご指摘いただければ幸いです。あなたが一番リスクを負われています。これからもどうぞよろしくお願い致します。ご研究、頑張ってください ^^) 3:17。
"As the proud... of an educator, I’m wishing all teachers and students a" 私のブログは皆さまの知恵とご厚意によって形成されています。恩師の皆さま、お世話になった方々、先輩、後輩の皆さま、誠にありがとうございます。4:37。
https://twitter.com/JoeBiden/status/1697330981047353475
「話した際」本日、立憲民主党支持者とTI被害者があいさつを交わしたというサブリミナルメッセージ。誠にありがとうございました ^^) 12:57。
https://twitter.com/edanoyukio0531/status/1697454989965455835
鈴木財務大臣「かける」メディアは国際金融資本家について、報道できるという財務省の後押しのサブリミナルメッセージ。誠にありがとうございます。NHK。13:02。
今、私は余裕があります。仕事もひと段落しています。安全のため、ご必要な先生方、支援者の皆さまは、今のうちに私を攻撃しておいてください。緊急の際は、またご援助、何卒よろしくお願い致します。少し休息致します。13:20。
「みんなが使えない」「 強制的に... 廃止するのではなく」「が必要なくなるほど便利なシステムができたから」「急がば回れ」「共創の発想でみんなと合意形成をしながら」「一歩ずつ時代を変えていくことが重要」
示唆に富んだサブリミナルメッセージをありがとうございます。人類が果実を手にしたモビングの手法を強制廃止するのではなく、善行に用いて、加害団体の雇用を創出し、急ぐのではなく、合意形成をゆっくり一歩ずつやることが必要という中谷一馬議員のサブリミナルメッセージ。誠にありがとうございます。今朝はありがとうございました ^^) 13:54。
https://twitter.com/kazuma_nakatani/status/1697471022528946380
韓国政府「過度に心配する必要はない」誠にありがとうございます。今は仕事に集中させていただきます。ご恩は必ずお返しさせていただきます。NHK。15:03。
-最終更新日: 2023年9月1日 (金)-

私の命の恩人の杉原先生の本ということで、早速読ませていただきました。
私は、15年前から、集団ストーカー・テクノロジー犯罪の被害相談をメールフォームを通じて行っており、その回数は1,500件を超えます。ここまで様々な方々の相談を受けてまいりましたが、危機の連続でした。
この本を読ませていただいて、自分の行っていたメールフォームの相談が、最大限のことをやっていたと思いましたが、技法的にさらにこのような手段もあるのかという気付きの連続でした。
冒頭の理論編で、対面型のカウンセリングとテキストによるカウンセリングの特徴の相違が述べられていますが、この気づきが得られることでよりテキストカウンセリングの効果を高めることができます。
・非言語情報がない(文脈がつかみづらい)
・抑制が弱まる(自己開示しやすい)
・何度でも読み返すことができる
・理性的な振り返りが促進される
・第三者に見せて説明できる資料にできる
・生活場面で対処に生かすことができる
フロイトがフリースという医師との手紙のやり取りで事実上のメールカウンセリングを行っていたように、テキストカウンセリングの特徴を生かしてクライアントとやり取りを行えば、こちらの方が効果的にカウンセリングを行える場面もあることが分かりました。
私も、当初は相談を、電話やスカイプなどの半面談で行っていました。杉原先生のご指摘にありますように、
一般に、カウンセリングは、面接室でクライエントとカウンセラーとが対面して行うものだと思われている。それが最も基本的な実践のスタイルであることは間違いない。ただし、それは唯一絶対のものではないし、唯一最強のものでもないことを認識しておく必要があるだろう。(p.2)
ご助言、誠にありがとうございます。実際、私はメールフォームの相談に切り替えることによって、感情のコントロールが上手く行えるようになり、この場合被害者の情緒的な側面がなおざりにされてしまいがちな傾向はありましたが、法律的な相談や電磁波の防御の理論的な説明などの伝達が上手く行えるようになりました。
さらに、杉原先生は、テキストカウンセリングに求められる基本スキルとして、
・情報収集と見立てスキル
・受容、共感スキル
・問題読解スキル
・介入プランの構想スキル
・アグレッション対応、危機介入スキル
を挙げられています。これも非常に参考になりました。私はこれまで、カウンセリングの理論や技法をあまり学習せずに、ただ理性的に返せばいいやとしか思っていませんでした。カウンセリングがこれほど奥が深いものだと改めて痛感致しました。
具体的な事例は守秘義務がありますのでここで述べることはできませんが、TI被害者とのメール相談の過程は危機の連続で、精神を削っていました。具体的に対応スキルを言語化していれば、危機の状況に応じて言語を使い分けるようなものです。本当にありがたい分析でした。
なお、最後の事例編で参考になった点を一つ。「Column 1回の返信にどれだけの内容を盛り込む」にて
心理的な問題の相談においては、一度に多くの問題を取り組むよりは一つずつ、それぞれをスモールステップで取り組んでいく方が効果的であることが多い。同時に多くの問題に取り組むと、それぞれの問題に割かれるリソースが少なくなり、結局は何も変わらないということになりがちである。(...中略)心理的な支援は、ゆっくり、小さく、一歩ずつが基本である。(p.101-102)
こちらも大変参考になりました。私は、何の知識もなかったので、これまで、クライアントが送ってきた文字数とほぼ同じ文字数をお返しするのが基本かつ誠意だと思っていました。場合によっては、法的相談含めて4,000字ほどお返しすることもありました。これでは重要度が分からず相手は問題解決に取り組めないですね。
私のケースでも、多いときは10回以上やり取りをすることがありましたから、信頼関係の醸成と、共闘関係の構築が重要です。その点、地道にクライアントと「ゆっくり、小さく、一歩ずつ」取り組んでいくという根を張った取り組みが重要なのだと気づかされました。
取り急ぎ、感想を。事例編含めて、参考になることばかりでした。
なお、私が1点この書籍に追記させていただくことがあるとするなら、私のように高次機能障害傾向の強い論理思考人間にとっては、対面で情緒的なやり取りをすることが苦手なこともあり、テキストで論理的に解決を積み重ねるテキストカウンセリングのスタイルの方が向いているということがあるということです。
集団ストーカー・テクノロジー犯罪被害者は、重度のDVを受けている方と同じであり、彼らの差し迫った感情を一日10人もアスペルガー傾向の強い私が電話相談するのは、気持ちが破綻していました。その点、メールで理性的に返すテキストカウンセリングは、継続性の観点からも私に向いていました。
この本を読んで気づいたことは、対面型のカウンセリングとテキストカウンセリングは別分野だということです。テキストカウンセリングの技法とノウハウがさらに積み重ねられることによって、テキストカウンセリングでしか助けることができない相談分野を、日本の心理療法の研究者の方々にさらに掘り下げていただきたいです。
杉原先生、編者の皆さま、示唆に富んだご助言をありがとうございました。これからずっと参考にさせていただきます。お仕事、頑張ってくださいね。大学在学時代は本当にお世話になりました ^^)

杉原保史先生・岡田敬司先生には、在学時に命を助けていただきました
さかのぼって集団ストーカー・テクノロジー犯罪を受けておりました
【2023年9月1日のサブリミナルメッセージ】
昔お世話になった方へ。メディア論のこと、また教えてくださいね。入門書のいい書籍も知りたいです。あと、サブリミナルメッセージの取り組みについてお立場からご指摘いただければ幸いです。あなたが一番リスクを負われています。これからもどうぞよろしくお願い致します。ご研究、頑張ってください ^^) 3:17。
"As the proud... of an educator, I’m wishing all teachers and students a" 私のブログは皆さまの知恵とご厚意によって形成されています。恩師の皆さま、お世話になった方々、先輩、後輩の皆さま、誠にありがとうございます。4:37。
https://twitter.com/JoeBiden/status/1697330981047353475
「話した際」本日、立憲民主党支持者とTI被害者があいさつを交わしたというサブリミナルメッセージ。誠にありがとうございました ^^) 12:57。
https://twitter.com/edanoyukio0531/status/1697454989965455835
鈴木財務大臣「かける」メディアは国際金融資本家について、報道できるという財務省の後押しのサブリミナルメッセージ。誠にありがとうございます。NHK。13:02。
今、私は余裕があります。仕事もひと段落しています。安全のため、ご必要な先生方、支援者の皆さまは、今のうちに私を攻撃しておいてください。緊急の際は、またご援助、何卒よろしくお願い致します。少し休息致します。13:20。
「みんなが使えない」「 強制的に... 廃止するのではなく」「が必要なくなるほど便利なシステムができたから」「急がば回れ」「共創の発想でみんなと合意形成をしながら」「一歩ずつ時代を変えていくことが重要」
示唆に富んだサブリミナルメッセージをありがとうございます。人類が果実を手にしたモビングの手法を強制廃止するのではなく、善行に用いて、加害団体の雇用を創出し、急ぐのではなく、合意形成をゆっくり一歩ずつやることが必要という中谷一馬議員のサブリミナルメッセージ。誠にありがとうございます。今朝はありがとうございました ^^) 13:54。
https://twitter.com/kazuma_nakatani/status/1697471022528946380
韓国政府「過度に心配する必要はない」誠にありがとうございます。今は仕事に集中させていただきます。ご恩は必ずお返しさせていただきます。NHK。15:03。
林千勝著「ザ・ロスチャイルド」
陰謀論の含まれない近代ロスチャイルド家の歴史記録
-最終更新日:2023年8月10日(木)-

もう出版されて2年以上たっていますが、あらためて読ませていただきました。当初は妨害を受けていたのか品薄でしたね。私が購入したのは第6版で、やはり需要があるみたいです。
結論から、現段階でのロスチャイルド家の近世から近代、第二次世界大戦頃までの陰謀論の含まれない歴史検証、人物検証がなされた書籍です。
宮廷ユダヤ人からマルクスの「資本論」、軍産複合体への進出、日露戦争での両建て、中央銀行システム、アメリカ連邦準備制度の創設、死の商人、一般的にウェブで議論されているロスチャイルド家の世界支配の過程が克明に記述されています。
あらすじ・概要
もともとユダヤ人は中世~近世までは差別的に扱われ、土地所有を許されず、ゲットーに強制居住されてきました。それが、宮廷ユダヤ人という王室の御用金融業者にロスチャイルド家の創始者が成り上がるところから始まります。
その後、ロスチャイルド家の関心は各国の中央銀行に集中し、イングランド銀行や合衆国銀行を支配します。メディア、軍産複合体への進出を行い、世界戦略を展開していきました。
ロスチャイルド家のビジネスノウハウの核である両建てのエピソードは、日本国内では日露戦争が有名です。高橋是清とユダヤ人投資家シフのエピソードは知らない人はいないと思います。当時ロシアで迫害されていたユダヤ人を救うため、体制転覆を狙い、日本により多くの資金提供を行い、日本の勝利に結び付けました。
この書籍では第二次世界大戦までの記述しかありませんが、その後もロスチャイルド家は軍産複合体を傘下に持つ過程で、世界の戦争・紛争の両当事者に出資し、莫大な負債を負わせ、経済拡張を行っていきます。
ロスチャイルド家のもう一つの金脈が、中央銀行の通貨発行権システムです。この書籍ではアメリカ連邦準備制度創設の仕組みが詳述されています。当初から、アメリカの中央銀行の筆頭株主が事実上ロスチャイルド家で、彼ら国際金融資本家の民間銀行であり、アメリカ政府を支配してきたことが記述されています。
端的に、戦後の集団ストーカー・テクノロジー犯罪という膨大な人件費を要する群衆支配の工作資金がどこから出ていたかを考慮すると、このような仕組み・支配体制がつい最近まで続いてきたことによるものでしょう。
抜粋です。
近現代は、資本の論理が貫徹した時代です。
1)グローバリズム(世界市場、反ナショナリズム、ワン・ワールド、国連、EU)
2)分割支配(二極冷戦構造:米ソ構造から米中構造へ)
3)軍事ビジネス
が、この地球上における大資本の限りない拡大のための方策と考えられ、これらが歴史的な必然として壮大なドラマを形づくっていったのです。 (p.300-301)
この部分の要約にすべてロスチャイルド家の世界支配の信条が表現されていると思います。自らの拡張のために、どのような思想の元にそれが実行されていったかです。本書は第二次世界大戦頃の記述にとどまっていますが、その後の歴史検証を経た林氏の書籍も読んでみたい気がします。
集団ストーカーとテクノロジー犯罪
なお、戦後の集団ストーカー・テクノロジー犯罪にどのように発展するかについてご説明いたします。
戦後、独裁国家の秘密警察の手法を応用し、集団ストーカーという人による合法な嫌がらせの集合体によって特定個人を追い詰める人間破壊プログラムをアメリカCIAやイギリスMI6が開発しました。これが、アメリカ社会において、戦後の共産狩り「コインテルプロ」に応用されました。
また、群衆支配としてアメリカ政府が注目したのがマインドコントロールです。当初、MKウルトラという覚醒剤を用いたマインドコントロールの臨床実験が行われ、これは議会で白日の下に晒されました。その後、CIAが極低周波の電磁波によるマインドコントロールにシフトし、実験を重ね、国際金融資本家たちの群衆支配のツールとして利用されてきました。これを一般的にテクノロジー犯罪と言います。
この集団ストーカーとテクノロジー犯罪が合体し、合法的な個人抹殺ノウハウとして今日に至ります。この運用の出資者が世界支配を目的としたロスチャイルド家など国際金融資本家たちであり、中央銀行システムや戦争ビジネスで得られた無尽蔵な資金を投入していました。
なお、テクノロジー犯罪の最たるものが思考盗聴技術で、これによる統治により、数十年間グローバリストを抱え込んだ新自由主義思想のロスチャイルド家は無敵を誇りました。
しかし、この思考盗聴技術がロスチャイルド家など国際金融資本家の陰謀の暴露のために民族主義者たちによって逆手に用いられました。
この一般市民への流布が、トランプ政権で一気に加速します。彼らの陰謀が真実と誤謬含めネット上を氾濫し、ロスチャイルド家たち国際金融資本家は追い詰められます。そこで、宗主のジェイコブ・ロスチャイルド卿が2019年に当ブログで約束・予言したことが下記の内容です。
1)永続的に可能な限りユダヤ人やロスチャイルド家に起因する戦争の勃発を回避
2)ロスチャイルド家の資産を一般市民に還流させ、ボトムアップ式の社会を構築
3)ロスチャイルド家の歴史の公開

ロスチャイルド家の約束
家の存続と引き換えです
さらに、ロスチャイルド家はその後、非核・非武装についても言及し、グローバリズムにおけるロスチャイルド家の拡張の暴力装置となってきたイルミナティの解体及び慈善団体としての再組織化も着手し、結実させています。

ロスチャイルド家は非核・非武装を訴えます
求められる新たな巨大金融資本家の役割

イルミナティを慈善事業団へ
ジェイコブ・ロスチャイルド卿の構想は果たされました
なお、ロスチャイルド家は、これらのことを人類社会で約束したうえで、現状の多極化するイデオロギーの相克と軋轢を極小化し、人類が世界に住みやすい社会を形作ろうと考えています。単一イデオロギーの独占による民主主義社会の暗黒社会化は必ず避けなければならないとジェイコブ卿がお考えです。

エーリッヒ・フロム「自由からの逃走」
誰でも独裁者になりうる多元社会
最後はロスチャイルド家の弁明に終始して申し訳ないですが、ジェイコブ・ロスチャイルド卿は生前にこれらのお約束を確定させることを最後のライフワークとしたいと思われています。皆さまに置かれましても、何卒ご理解をお願い致します。
林千勝さんの書籍は、陰謀論も含まれない、ロスチャイルド家サイドの記述でもない貴重な出版です。執筆には命の危険があったかと思います。私と同じです。
健全化したロスチャイルド家・ロックフェラー家など国際金融資本家の存在は、公に語られるようになり、学術の世界でも議論されていくと思います。どうか、真正な人類社会の到来を期待して、ジェイコブ卿のご英断を皆様にご斟酌いただけますと幸いです。
-最終更新日:2023年8月10日(木)-

もう出版されて2年以上たっていますが、あらためて読ませていただきました。当初は妨害を受けていたのか品薄でしたね。私が購入したのは第6版で、やはり需要があるみたいです。
結論から、現段階でのロスチャイルド家の近世から近代、第二次世界大戦頃までの陰謀論の含まれない歴史検証、人物検証がなされた書籍です。
宮廷ユダヤ人からマルクスの「資本論」、軍産複合体への進出、日露戦争での両建て、中央銀行システム、アメリカ連邦準備制度の創設、死の商人、一般的にウェブで議論されているロスチャイルド家の世界支配の過程が克明に記述されています。
あらすじ・概要
もともとユダヤ人は中世~近世までは差別的に扱われ、土地所有を許されず、ゲットーに強制居住されてきました。それが、宮廷ユダヤ人という王室の御用金融業者にロスチャイルド家の創始者が成り上がるところから始まります。
その後、ロスチャイルド家の関心は各国の中央銀行に集中し、イングランド銀行や合衆国銀行を支配します。メディア、軍産複合体への進出を行い、世界戦略を展開していきました。
ロスチャイルド家のビジネスノウハウの核である両建てのエピソードは、日本国内では日露戦争が有名です。高橋是清とユダヤ人投資家シフのエピソードは知らない人はいないと思います。当時ロシアで迫害されていたユダヤ人を救うため、体制転覆を狙い、日本により多くの資金提供を行い、日本の勝利に結び付けました。
この書籍では第二次世界大戦までの記述しかありませんが、その後もロスチャイルド家は軍産複合体を傘下に持つ過程で、世界の戦争・紛争の両当事者に出資し、莫大な負債を負わせ、経済拡張を行っていきます。
ロスチャイルド家のもう一つの金脈が、中央銀行の通貨発行権システムです。この書籍ではアメリカ連邦準備制度創設の仕組みが詳述されています。当初から、アメリカの中央銀行の筆頭株主が事実上ロスチャイルド家で、彼ら国際金融資本家の民間銀行であり、アメリカ政府を支配してきたことが記述されています。
端的に、戦後の集団ストーカー・テクノロジー犯罪という膨大な人件費を要する群衆支配の工作資金がどこから出ていたかを考慮すると、このような仕組み・支配体制がつい最近まで続いてきたことによるものでしょう。
抜粋です。
近現代は、資本の論理が貫徹した時代です。
1)グローバリズム(世界市場、反ナショナリズム、ワン・ワールド、国連、EU)
2)分割支配(二極冷戦構造:米ソ構造から米中構造へ)
3)軍事ビジネス
が、この地球上における大資本の限りない拡大のための方策と考えられ、これらが歴史的な必然として壮大なドラマを形づくっていったのです。 (p.300-301)
この部分の要約にすべてロスチャイルド家の世界支配の信条が表現されていると思います。自らの拡張のために、どのような思想の元にそれが実行されていったかです。本書は第二次世界大戦頃の記述にとどまっていますが、その後の歴史検証を経た林氏の書籍も読んでみたい気がします。
集団ストーカーとテクノロジー犯罪
なお、戦後の集団ストーカー・テクノロジー犯罪にどのように発展するかについてご説明いたします。
戦後、独裁国家の秘密警察の手法を応用し、集団ストーカーという人による合法な嫌がらせの集合体によって特定個人を追い詰める人間破壊プログラムをアメリカCIAやイギリスMI6が開発しました。これが、アメリカ社会において、戦後の共産狩り「コインテルプロ」に応用されました。
また、群衆支配としてアメリカ政府が注目したのがマインドコントロールです。当初、MKウルトラという覚醒剤を用いたマインドコントロールの臨床実験が行われ、これは議会で白日の下に晒されました。その後、CIAが極低周波の電磁波によるマインドコントロールにシフトし、実験を重ね、国際金融資本家たちの群衆支配のツールとして利用されてきました。これを一般的にテクノロジー犯罪と言います。
この集団ストーカーとテクノロジー犯罪が合体し、合法的な個人抹殺ノウハウとして今日に至ります。この運用の出資者が世界支配を目的としたロスチャイルド家など国際金融資本家たちであり、中央銀行システムや戦争ビジネスで得られた無尽蔵な資金を投入していました。
なお、テクノロジー犯罪の最たるものが思考盗聴技術で、これによる統治により、数十年間グローバリストを抱え込んだ新自由主義思想のロスチャイルド家は無敵を誇りました。
しかし、この思考盗聴技術がロスチャイルド家など国際金融資本家の陰謀の暴露のために民族主義者たちによって逆手に用いられました。
この一般市民への流布が、トランプ政権で一気に加速します。彼らの陰謀が真実と誤謬含めネット上を氾濫し、ロスチャイルド家たち国際金融資本家は追い詰められます。そこで、宗主のジェイコブ・ロスチャイルド卿が2019年に当ブログで約束・予言したことが下記の内容です。
1)永続的に可能な限りユダヤ人やロスチャイルド家に起因する戦争の勃発を回避
2)ロスチャイルド家の資産を一般市民に還流させ、ボトムアップ式の社会を構築
3)ロスチャイルド家の歴史の公開

ロスチャイルド家の約束
家の存続と引き換えです
さらに、ロスチャイルド家はその後、非核・非武装についても言及し、グローバリズムにおけるロスチャイルド家の拡張の暴力装置となってきたイルミナティの解体及び慈善団体としての再組織化も着手し、結実させています。

ロスチャイルド家は非核・非武装を訴えます
求められる新たな巨大金融資本家の役割

イルミナティを慈善事業団へ
ジェイコブ・ロスチャイルド卿の構想は果たされました
なお、ロスチャイルド家は、これらのことを人類社会で約束したうえで、現状の多極化するイデオロギーの相克と軋轢を極小化し、人類が世界に住みやすい社会を形作ろうと考えています。単一イデオロギーの独占による民主主義社会の暗黒社会化は必ず避けなければならないとジェイコブ卿がお考えです。

エーリッヒ・フロム「自由からの逃走」
誰でも独裁者になりうる多元社会
最後はロスチャイルド家の弁明に終始して申し訳ないですが、ジェイコブ・ロスチャイルド卿は生前にこれらのお約束を確定させることを最後のライフワークとしたいと思われています。皆さまに置かれましても、何卒ご理解をお願い致します。
林千勝さんの書籍は、陰謀論も含まれない、ロスチャイルド家サイドの記述でもない貴重な出版です。執筆には命の危険があったかと思います。私と同じです。
健全化したロスチャイルド家・ロックフェラー家など国際金融資本家の存在は、公に語られるようになり、学術の世界でも議論されていくと思います。どうか、真正な人類社会の到来を期待して、ジェイコブ卿のご英断を皆様にご斟酌いただけますと幸いです。
ロバート・ダンカン博士の著書「悪魔を手なずける方法」
〜アメリカの国家技術開発者による著書です〜
-最終更新日: 2016年10月6日 (木)-
ご指摘がありましたので掲載します。アメリカのテクノロジー犯罪の技術開発者のロバート・ダンカン博士の著書「悪魔を手なずける方法 How to tame a Demon」です。
直訳すると、「悪魔を手なずける方法:組織的な脅迫ストーキングと電磁波による拷問、マインドコントロールに対する実際的な説明書」といった所でしょうか。なお、なぜ「悪魔」かですが、恐らく加害主体が悪魔崇拝の秘密結社であることを暗示的に示しているのだと思われます。
【書籍の説明】
This self-help book is useful for people who have been brought into a secret government program often described as MKUltra or Monarch mind control programming. The programs have hundreds of purposes and has continued under many budgets and secret project names in the pursuit of the ultimate war weapon and political control.
この書籍は、MKウルトラやマインドコントロールプログラムのようにしばしば描写される秘密の政府プログラムに巻き込まれてしまった人々に有用な自助的な書籍です。このプログラムは、最終戦争兵器と政治コントロールを追求するために、数多くの目的が存在し、多くの予算付けが行われて秘密裏に続けられてきました。
この書籍、NPOテクノロジー犯罪被害ネットワークの会合で、防御技術のくだりが翻訳され、皆さんで共有されました。英語が読める方はぜひチャレンジしてみてください。
この著書、もっと早くブログで取り上げるべきでした。大変失礼いたしました。
-最終更新日: 2016年10月6日 (木)-
ご指摘がありましたので掲載します。アメリカのテクノロジー犯罪の技術開発者のロバート・ダンカン博士の著書「悪魔を手なずける方法 How to tame a Demon」です。
アメリカの集団ストーカー・テクノロジー犯罪技術開発者のダンカン博士による著書です。ぜひご参照ください。
— 川崎正典 (@masa_kawasaki) 2016年10月5日
How to Tame a Demon: (悪魔を手なずける方法) https://t.co/cQFVVMwLRO @amazonJPさんから
直訳すると、「悪魔を手なずける方法:組織的な脅迫ストーキングと電磁波による拷問、マインドコントロールに対する実際的な説明書」といった所でしょうか。なお、なぜ「悪魔」かですが、恐らく加害主体が悪魔崇拝の秘密結社であることを暗示的に示しているのだと思われます。
【書籍の説明】
This self-help book is useful for people who have been brought into a secret government program often described as MKUltra or Monarch mind control programming. The programs have hundreds of purposes and has continued under many budgets and secret project names in the pursuit of the ultimate war weapon and political control.
この書籍は、MKウルトラやマインドコントロールプログラムのようにしばしば描写される秘密の政府プログラムに巻き込まれてしまった人々に有用な自助的な書籍です。このプログラムは、最終戦争兵器と政治コントロールを追求するために、数多くの目的が存在し、多くの予算付けが行われて秘密裏に続けられてきました。
この書籍、NPOテクノロジー犯罪被害ネットワークの会合で、防御技術のくだりが翻訳され、皆さんで共有されました。英語が読める方はぜひチャレンジしてみてください。
この著書、もっと早くブログで取り上げるべきでした。大変失礼いたしました。
テクノロジー犯罪被害者による被害報告集2
~遠隔技術悪用を告発する29名による実態報告~
-最終更新日: 2013年8月13日 (火) -
発売されてしばらくたちますが、この書籍を紹介させていただきます。過去、NPO法人内部で希望者を募り、被害報告集を出版しました。その第二弾です。NPO法人内部ではかなり以前から第二弾を出版しようという動きがありましたが、この度も副理事長の内山治樹志のご努力により出版に結びつけることができました。
すでにほかの被害者の方のブログでも紹介されていますが、第一弾の出版で被害をつづった方のうち2名が亡くなられています。NPO法人内部でも亡くなられたり自殺されたりする方が続出しています。現在進行形で悲劇が起きているのです。加害勢力の人間は、このように被害を告発した人をより重点的に攻撃する傾向があります。これほど卑劣なことはありません。
すでに、テクノロジー犯罪や集団ストーカーは、アメリカやヨーロッパ圏、韓国などに被害者団体があります。民主主義の盲点を突いた世界規模の被害なのです。その中で、日本のみがこのように被害報告集の出版に成功しています。これは類を見ないことです。そして、第一巻の出版の後、大きな反響が得られました。購入する人が相次ぎ、重版を重ねました。
第二弾も好意をもって世の中に受け入れられているようで、Amazonのサイトには一刻も早く解決されなければならないという評がついています。一人でも多くの方にこの問題に気づいていただき、問題解決の足掛かりとしていただきたいです。何卒よろしくお願い申し上げます。
書評・参考図書の紹介(2)
テクノロジー犯罪被害者による被害報告集
~遠隔技術悪用を告発する33名による実態報告~
上記は第一巻とその時に書いた記事です。あれから何も変わっていません。新たな犠牲者が日々生まれ、NPO法人に来られる方が後を絶ちません。一刻も早くこの問題を何とかしなければ、史上最悪の人権侵害を野放しにしてしまうことにつながります。民主主義を志す皆様、どうかご協力をお願いいたします。
-最終更新日: 2013年8月13日 (火) -
![]() | テクノロジー犯罪被害者による被害報告集〈2〉遠隔技術悪用を告発する29名による実態報告 (2013/06) 商品詳細を見る |
発売されてしばらくたちますが、この書籍を紹介させていただきます。過去、NPO法人内部で希望者を募り、被害報告集を出版しました。その第二弾です。NPO法人内部ではかなり以前から第二弾を出版しようという動きがありましたが、この度も副理事長の内山治樹志のご努力により出版に結びつけることができました。
すでにほかの被害者の方のブログでも紹介されていますが、第一弾の出版で被害をつづった方のうち2名が亡くなられています。NPO法人内部でも亡くなられたり自殺されたりする方が続出しています。現在進行形で悲劇が起きているのです。加害勢力の人間は、このように被害を告発した人をより重点的に攻撃する傾向があります。これほど卑劣なことはありません。
すでに、テクノロジー犯罪や集団ストーカーは、アメリカやヨーロッパ圏、韓国などに被害者団体があります。民主主義の盲点を突いた世界規模の被害なのです。その中で、日本のみがこのように被害報告集の出版に成功しています。これは類を見ないことです。そして、第一巻の出版の後、大きな反響が得られました。購入する人が相次ぎ、重版を重ねました。
第二弾も好意をもって世の中に受け入れられているようで、Amazonのサイトには一刻も早く解決されなければならないという評がついています。一人でも多くの方にこの問題に気づいていただき、問題解決の足掛かりとしていただきたいです。何卒よろしくお願い申し上げます。
![]() | テクノロジー犯罪被害者による被害報告集―遠隔技術悪用を告発する33名の被害者自身による被害実態報告 (2010/05) 内山 治樹 商品詳細を見る |
書評・参考図書の紹介(2)
テクノロジー犯罪被害者による被害報告集
~遠隔技術悪用を告発する33名による実態報告~
上記は第一巻とその時に書いた記事です。あれから何も変わっていません。新たな犠牲者が日々生まれ、NPO法人に来られる方が後を絶ちません。一刻も早くこの問題を何とかしなければ、史上最悪の人権侵害を野放しにしてしまうことにつながります。民主主義を志す皆様、どうかご協力をお願いいたします。
証拠調査士は見た
~集団ストーカーについて触れられた画期的な出版物~
-最終更新日: 2012年6月11日 (月) -
被害者にとって朗報である。被害者自身の告発としては以前取り上げた書籍が出版されている。しかし、一般的視点に基づいた第三者による出版物はこの書籍が初めてだろう。2012年5月25日に出版されたそうで、私も同じ被害者に教えていただき購入した。内容としては昨年にネット媒体で広まったものと同じである。今回はこの書籍を紹介したい。
この書籍は証拠調査士であり武蔵野学院大学客員教授の平塚俊樹氏によるもので、警察や弁護士が手を出せない事件について多く触れたものである。この中で集団ストーカーについては158ページから取り上げられている。実際に裁判までに発展した企業の産業医の悪用において、精神疾患に陥れるために集団ストーカー行為が行われるというものである。
仕組みはこうである。企業人事としてはある社員を陥れるために解雇すれば多額の補償金を支払わなければならない。しかし、ターゲットの社員を会社のお抱えの産業医と共犯し、精神疾患と誤診させれば費用も掛からず合法的にその社員を排除できる。精神病院に入院させれば証言の信憑性が奪われるし、自殺してしまえば完全な隠蔽が可能となるわけである。このように誘導するために、加害組織(書籍ではある宗教団体としてある)の行動部隊がそのターゲットに集団ストーカー行為を行い、その証言をその産業医のもとで行わせるのである。これを、本来なら人権を擁護しなければならない法律事務所が企業に勧めているという実態があるというのである。
具体的な固有名詞は控えるが、これは実際に裁判で訴訟に発展した事件をもとにしている。その裁判の判決文には「集団ストーカー」という言葉が明記され、悪辣な反社会行為として弁護士にあるまじきこととして糾弾されている。現行法ではなかなか対応できない集団ストーカーも最近では裁判事例が多くなってきている。手が付けられなかったこの問題も、徐々に社会的対応がなされ始めつつあるのである。
私もある企業でこの被害を受けた。その企業の場合は加害組織の暴走といった側面が強く、完全に企業側の悪意によって行われたものではない。しかし、社内の一部の勢力が集団ストーカー行為を行うことを推進し、企業としても手が付けられない状態にあった。私も企業という場が集団ストーカー被害のきっかけであるので、この書籍には非常に共感できる。そして、被害者の多くがこの告発に希望のまなざしをもって見ているに違いない。
集団ストーカー・テクノロジー犯罪は、現状では解決困難な自殺するリスクの極めて高い未認定犯罪である。これまで多くの方が犠牲になったに違いない。NPO法人内部でも訃報を聞くケースが多い。自殺を誘発する深刻な人権侵害としてもっと社会的な注目を浴びなければならない。ここをご覧の被害者でない方にもぜひ知っていただけるよう、この書籍や上記の被害者の告発集を参考になさっていただきたい。被害者としての願いである。
-最終更新日: 2012年6月11日 (月) -
![]() | 証拠調査士は見た! ~すぐ隣にいる悪辣非道な面々 (2012/05/25) 平塚 俊樹 商品詳細を見る |
被害者にとって朗報である。被害者自身の告発としては以前取り上げた書籍が出版されている。しかし、一般的視点に基づいた第三者による出版物はこの書籍が初めてだろう。2012年5月25日に出版されたそうで、私も同じ被害者に教えていただき購入した。内容としては昨年にネット媒体で広まったものと同じである。今回はこの書籍を紹介したい。
この書籍は証拠調査士であり武蔵野学院大学客員教授の平塚俊樹氏によるもので、警察や弁護士が手を出せない事件について多く触れたものである。この中で集団ストーカーについては158ページから取り上げられている。実際に裁判までに発展した企業の産業医の悪用において、精神疾患に陥れるために集団ストーカー行為が行われるというものである。
仕組みはこうである。企業人事としてはある社員を陥れるために解雇すれば多額の補償金を支払わなければならない。しかし、ターゲットの社員を会社のお抱えの産業医と共犯し、精神疾患と誤診させれば費用も掛からず合法的にその社員を排除できる。精神病院に入院させれば証言の信憑性が奪われるし、自殺してしまえば完全な隠蔽が可能となるわけである。このように誘導するために、加害組織(書籍ではある宗教団体としてある)の行動部隊がそのターゲットに集団ストーカー行為を行い、その証言をその産業医のもとで行わせるのである。これを、本来なら人権を擁護しなければならない法律事務所が企業に勧めているという実態があるというのである。
具体的な固有名詞は控えるが、これは実際に裁判で訴訟に発展した事件をもとにしている。その裁判の判決文には「集団ストーカー」という言葉が明記され、悪辣な反社会行為として弁護士にあるまじきこととして糾弾されている。現行法ではなかなか対応できない集団ストーカーも最近では裁判事例が多くなってきている。手が付けられなかったこの問題も、徐々に社会的対応がなされ始めつつあるのである。
私もある企業でこの被害を受けた。その企業の場合は加害組織の暴走といった側面が強く、完全に企業側の悪意によって行われたものではない。しかし、社内の一部の勢力が集団ストーカー行為を行うことを推進し、企業としても手が付けられない状態にあった。私も企業という場が集団ストーカー被害のきっかけであるので、この書籍には非常に共感できる。そして、被害者の多くがこの告発に希望のまなざしをもって見ているに違いない。
![]() | テクノロジー犯罪被害者による被害報告集―遠隔技術悪用を告発する33名の被害者自身による被害実態報告 (2010/05) 内山 治樹 商品詳細を見る |
集団ストーカー・テクノロジー犯罪は、現状では解決困難な自殺するリスクの極めて高い未認定犯罪である。これまで多くの方が犠牲になったに違いない。NPO法人内部でも訃報を聞くケースが多い。自殺を誘発する深刻な人権侵害としてもっと社会的な注目を浴びなければならない。ここをご覧の被害者でない方にもぜひ知っていただけるよう、この書籍や上記の被害者の告発集を参考になさっていただきたい。被害者としての願いである。
ロストジェネレーションの逆襲
~政治的弱者は団結しなければ認められない~
-最終更新日: 2012年1月20日 (金) -
今回のこの書籍、取り上げた最大の理由は「政治的弱者は団結しなければ認められない」ということです。これについて少し述べてみようと思います。
ロストジェネレーション世代は政治的にどちらかと言えば置き去りにされる世代です。世代的には数の多く団結もする団塊世代が最優先され、数の少ないロスジェネ世代は団結もしないというのが最大の理由です。そのため、就職氷河期世代という荒波が来ても、政治的に救済されません。私も氷河期世代であり、結婚もできなければ正社員にもなれないという同世代の声を身をもって聞かされています。
最悪なことに、ロスジェネ世代は政治的無関心という特徴があります。そのため、政治を動かして自分たちに有利な法案を成立させるといった発想をまずしません。自分たちが苦境におかれている原因に対して動こうともしないのです。これでは、負のスパイラルと呼ばれるロスジェネ世代の人生に対して何もできません。それを打破する試みを行っている若者について取り上げられているのがこの書籍です。
書籍では、学生時代から枝野議員事務所で選挙活動の手伝いをしながら政治家を目指してきた若者について取り上げられています。ロストジェネレーションを取り巻く現状は若者自身が解決するしかない。そのような前向きの若者について取り上げられています。
これはテクノロジー犯罪・集団ストーカー問題についても同じことが言えます。被害者同士が集まることは大切なことです。心理的なつながりを強固にしたら、それだけで支えになって自殺する危険を防ぐことができます。しかし、諫言を言わせていただきますと、話をそこから一歩先に進めなければなりません。テクノロジー犯罪・集団ストーカー被害者も政治的弱者です。ロスジェネ世代と同じように強く団結し、自ら国の不作為を勝ち取り、自ら立法措置がされるよう強く働きかけなければなりません。
もう一度述べます。テクノロジー犯罪・集団ストーカー被害は現状では民法での対処となります。この場合、被害者に立証責任があります。しかし、時にはおびただしい数の加害者すべてに関して証拠をとるなど一市民には無理な話です。これは、現状ではテクノロジー犯罪・集団ストーカー行為は法的訴求が不可能だということです。これはあまりな話です。深刻な人権侵害と自殺の回避のために、本来は国が捜査をして規制すべきことなのです。このきちんとした対応を行ってこなかったこと、これを追及する。これが不作為訴訟というわけです。このことに対する統一したコンセンサスが必要です。ここは被害者全員で心を一つにしたいものです。
このことを訴えたくて今回この書籍を取り上げました。団結するということに関して今一度お考えになっていただければ幸いです。今度は、被害者自身の力によって社会の表に出す番です。
-最終更新日: 2012年1月20日 (金) -
![]() | ロストジェネレーションの逆襲 (朝日新書 77) (2007/10/12) 朝日新聞ロスジェネ取材班 商品詳細を見る |
今回のこの書籍、取り上げた最大の理由は「政治的弱者は団結しなければ認められない」ということです。これについて少し述べてみようと思います。
ロストジェネレーション世代は政治的にどちらかと言えば置き去りにされる世代です。世代的には数の多く団結もする団塊世代が最優先され、数の少ないロスジェネ世代は団結もしないというのが最大の理由です。そのため、就職氷河期世代という荒波が来ても、政治的に救済されません。私も氷河期世代であり、結婚もできなければ正社員にもなれないという同世代の声を身をもって聞かされています。
最悪なことに、ロスジェネ世代は政治的無関心という特徴があります。そのため、政治を動かして自分たちに有利な法案を成立させるといった発想をまずしません。自分たちが苦境におかれている原因に対して動こうともしないのです。これでは、負のスパイラルと呼ばれるロスジェネ世代の人生に対して何もできません。それを打破する試みを行っている若者について取り上げられているのがこの書籍です。
書籍では、学生時代から枝野議員事務所で選挙活動の手伝いをしながら政治家を目指してきた若者について取り上げられています。ロストジェネレーションを取り巻く現状は若者自身が解決するしかない。そのような前向きの若者について取り上げられています。
これはテクノロジー犯罪・集団ストーカー問題についても同じことが言えます。被害者同士が集まることは大切なことです。心理的なつながりを強固にしたら、それだけで支えになって自殺する危険を防ぐことができます。しかし、諫言を言わせていただきますと、話をそこから一歩先に進めなければなりません。テクノロジー犯罪・集団ストーカー被害者も政治的弱者です。ロスジェネ世代と同じように強く団結し、自ら国の不作為を勝ち取り、自ら立法措置がされるよう強く働きかけなければなりません。
もう一度述べます。テクノロジー犯罪・集団ストーカー被害は現状では民法での対処となります。この場合、被害者に立証責任があります。しかし、時にはおびただしい数の加害者すべてに関して証拠をとるなど一市民には無理な話です。これは、現状ではテクノロジー犯罪・集団ストーカー行為は法的訴求が不可能だということです。これはあまりな話です。深刻な人権侵害と自殺の回避のために、本来は国が捜査をして規制すべきことなのです。このきちんとした対応を行ってこなかったこと、これを追及する。これが不作為訴訟というわけです。このことに対する統一したコンセンサスが必要です。ここは被害者全員で心を一つにしたいものです。
このことを訴えたくて今回この書籍を取り上げました。団結するということに関して今一度お考えになっていただければ幸いです。今度は、被害者自身の力によって社会の表に出す番です。
人間形成にとって共同体とは何か
~自律を育む他律の条件~
-最終更新日:2011年1月12日(水)-
本日は読売新聞「日本の改新」シリーズの佳境、マイケル・サンデル氏のコラムである。そこへなぜ筆者の大学時代の指導教官の書籍を持ってきたか。それはコミュニティを扱う研究者としてその思想が重なる部分が多いからである。
岡田敬司教授は、自律的な人間形成を目的とした場合の共同体の役割を中心に研究テーマとされている。なぜ共同体なのかという問いかけに対してはこのように答えることができる。人間は社会的な生き物であり、自他との調節において自らを社会に適合させなければならない。その際の他者となりうるのが、国家であったり勤める企業であったり同じ社交クラブのメンバーであったりする。これらの外部システムは、時として自己と相克する。それでも、いかなる状況においても自らの内的世界と他者である外的世界を調節して生きなければならない。それが人間という存在である。
現代は個人主義の時代と呼ばれる。時として、外部システムであるさまざまなコミュニティの規範を逸脱して生きることを現代人は選択する。これの行き過ぎが人間社会の共同性の崩壊を招き、サンデル教授のコラムで典型的な例として「無縁社会」を挙げている。昭和の時代には、隣人が不幸になっている場合、助けなければならないという社会規範が強く作用していた。しかし、現在では全く作用しない。無視することがの当たり前の社会となっている。これが多くの社会的弱者の孤独と個人間の軋轢を生み出している。「無縁社会」は社会問題の中でも最も重要視されなければならないものとしてNHKが特集を組んでいる。すでに隣人は真の意味で「他者=得体の知れない存在」になってしまっているのである。
このサンデル氏のコラムでは、これらの個人主義の病理を乗り越えるものとして、共同体原理に基づいて解決する人のことをコミュニタリアンと呼ぶと易しく1月11日の読売新聞で解説している。個人主義がもっとも発達しているアメリカにおいて、その病理と向き合いながら共同体的自己決定による社会問題の解決を提唱しているサンデル氏の講義がハーバード大学でもっとも人気だということに私は驚きを隠せない。アメリカでも個人による自己決定と共同体的自己決定、どちらが相応しいかの問いかけは若者にとって非常に重要な関心事なのだということを意味している。
では、旧来の共同体が個人主義の病理を乗り越える手段を提供してくれるかといえばそうではない。すでに個人主義は民主主義の発達と経済的な豊かさの獲得によって既得権のようなものになっており、現代人はこれを手放すことができない。それを埋めるために強制的にポストモダン以前の共同体の鋳型にはめこめば、それこそ主体の抑圧につながるだけだ。それでも、人間は一人でいることにいたたまれないことも多く、共同体的なものへの帰属を幻想として希求する。昔は、地域の絆や親族の絆への強制的な参加が生きるための必要条件であったのに対し、現在はそうとまではいかない。ここに現代人がコミュニティへ参加することの性質の変化が存在する。現代人の多くは個人主義による共同性の崩壊もあり、安直に共同体への帰属意識による満足が得られることを志向する。
これには二つの疑問が発生する。このような参加による共同体への参加の様式では、倫理的な問題解決が望まれる社会問題への対応に無力であること。そして、岡田教授の言葉を借りさせてもらえば、それは恣意が偶然に一致した人々の一時的な集まりに過ぎず、倫理的なつながりによる人間形成が望めないと言ったところだろうか。困ったときは必ず助け合うという強い規範とコミュニティへの帰属意識がなければ孤独な高齢者は救えないし、助け合いによってお互いに豊かになれる人間関係の醸成も行えないのである。現在は、この安易な帰属意識をインターネットによる即時的なつながり、すなわち掲示板やtwitterなどで満たしている部分が多いのだろう。このようなつながりでは本当に困ったときに助けてもらえない。
では、参加主体が組織運営においても自己においても自律的でありながら倫理的なつながりによって存続している共同体とは何か。これが岡田教授のもとで勉強した私の研究的な関心のルーツであり、その答えは「自助グループ」をはじめとする互助共同体である。その要件としては、問題の解決に当たり差し迫って共同性を構築する必要があり、形成されたアソシエーションが個人に課する規範も相互に問題解決を図ることを目的としたものだからである。共同性の構築と規範の形成はそのとたんに個人の自律を抑圧するが、この互助的なグループにおいては、むしろ参加主体がそのルールを形成する過程で人間的な回復が行われるといった点に注目しなければならない。
実例を挙げると、北海道浦河市の「べてるの家」が挙げられる。このべてるの家は一時期奇跡の障碍者グループとしてマスコミの脚光を浴びた。さまざまな番組が放送されるとともに複数の本が出版されており、ご存知の方も多いかもしれない。このべてるの家がすごいのは、自分たちによる経済活動で自立した運営ができているということである。主に昆布の生産工場での収入だが、精神障碍者同士の互助によって不可能とされた経済的自立を可能にしているのである。そこには経済的な互助だけでなく、生活共同体としての互助も存在する。お互いの精神疾患を共同的な役割において研究し、乗り越えているのである。
これはほかのさまざまな自助グループにも同じことが言える。特に逼迫した問題としては私が専門としたアルコール依存の当事者会や、自殺問題におけるグリーフケアなどが挙げられるだろうか。これらのグループの参加においては個人主義的なエゴはほとんど発生しない。お互いがつらい状況を乗り越えるためによりよい参加形態を模索しながら助け合っていくのである。これは岡田教授の専門領域である教育学でも同じことが言える。学級において同じ役割を果たす「中間共同体」が子どもの豊かな発達機序になるというものである。東京大学の佐藤学教授も「学びの共同体」として同じような理論を展開されている。ちなみに、岡田教授のルーツはフランスの教育運動である。制度主義教育論と呼ばれる戦後の取り組みである。下記に著書の一部を引用する。
教育をフィールドとして、社会システムと個人システムの緊張関係の問題に真正面から取り組んだ先駆的存在としてフランスの制度主義教育論を紹介しておこう。これは人間形成のフィールドが政治システムや経済システムのシステム合理性に絡めとられてしまうのに抵抗し、かといって社会システムを人間疎外をもたらす悪玉に仕立てることで満足するのでもなく、個人システムがかかわりのネットワークをあるいは利用し、あるいは共同構築していく中で、社会システムを部分的にわがものにしつつ自己形成を図っていくというものである。(p.103)
この文章に岡田教授の考えの粋があると言っていいだろう。巨大システムの下で完全に他律状態になってしまって生きるのも好ましくない。かといって完全な自律的主体など存在しない。前者の肥大化は人間疎外により人格の破綻を生み出すし、後者を追及すると個人主義のなれの果てに独我に陥ってしまうだけである。では、旧来の共同体への参加のような出来事がすべてを解決するといえばそうではなく、参加のとたんにその規範に主体が絡め取られてしまう危険がある。上記に述べたように、倫理的なつながりにおいて自らもシステム管理者になるような参加主体となるよう自他を調整しながら生きるという現代人のさまざまな矛盾に対するかろうじての解を導き出されているのである。
サンデル教授も、旧来のコミュニティをすべて称揚するのではなく、ディベートを絶えず行いながら問いかけを行っていく講義スタイルを取っている。そこには何らか通ずるものがある。これは、まさに新たな価値基準を大学という極めて自由な場で対話により作ろうとする試みであり、新しい倫理と公共性の構築はここから行われるのだと想像すると胸が高鳴るものがある。読み上げの講義はでは新たな制度は作られない。学生とともに作りながら講義を運営しているのである。学生にとってこれほど面白い講義は存在しないだろう。サンデル氏は、メディアに対してもディベートによる倫理の形成を求めている。個人が行き詰った現代において、知がそれを打破する試みは現在進行形で行われているのである。
-最終更新日:2011年1月12日(水)-
![]() | 人間形成にとって共同体とは何か ―自律を育む他律の条件 (2009/02) 岡田 敬司 商品詳細を見る |
本日は読売新聞「日本の改新」シリーズの佳境、マイケル・サンデル氏のコラムである。そこへなぜ筆者の大学時代の指導教官の書籍を持ってきたか。それはコミュニティを扱う研究者としてその思想が重なる部分が多いからである。
岡田敬司教授は、自律的な人間形成を目的とした場合の共同体の役割を中心に研究テーマとされている。なぜ共同体なのかという問いかけに対してはこのように答えることができる。人間は社会的な生き物であり、自他との調節において自らを社会に適合させなければならない。その際の他者となりうるのが、国家であったり勤める企業であったり同じ社交クラブのメンバーであったりする。これらの外部システムは、時として自己と相克する。それでも、いかなる状況においても自らの内的世界と他者である外的世界を調節して生きなければならない。それが人間という存在である。
現代は個人主義の時代と呼ばれる。時として、外部システムであるさまざまなコミュニティの規範を逸脱して生きることを現代人は選択する。これの行き過ぎが人間社会の共同性の崩壊を招き、サンデル教授のコラムで典型的な例として「無縁社会」を挙げている。昭和の時代には、隣人が不幸になっている場合、助けなければならないという社会規範が強く作用していた。しかし、現在では全く作用しない。無視することがの当たり前の社会となっている。これが多くの社会的弱者の孤独と個人間の軋轢を生み出している。「無縁社会」は社会問題の中でも最も重要視されなければならないものとしてNHKが特集を組んでいる。すでに隣人は真の意味で「他者=得体の知れない存在」になってしまっているのである。
![]() | これからの「正義」の話をしよう ―いまを生き延びるための哲学 (2010/05/22) マイケル・サンデル 商品詳細を見る |
このサンデル氏のコラムでは、これらの個人主義の病理を乗り越えるものとして、共同体原理に基づいて解決する人のことをコミュニタリアンと呼ぶと易しく1月11日の読売新聞で解説している。個人主義がもっとも発達しているアメリカにおいて、その病理と向き合いながら共同体的自己決定による社会問題の解決を提唱しているサンデル氏の講義がハーバード大学でもっとも人気だということに私は驚きを隠せない。アメリカでも個人による自己決定と共同体的自己決定、どちらが相応しいかの問いかけは若者にとって非常に重要な関心事なのだということを意味している。
では、旧来の共同体が個人主義の病理を乗り越える手段を提供してくれるかといえばそうではない。すでに個人主義は民主主義の発達と経済的な豊かさの獲得によって既得権のようなものになっており、現代人はこれを手放すことができない。それを埋めるために強制的にポストモダン以前の共同体の鋳型にはめこめば、それこそ主体の抑圧につながるだけだ。それでも、人間は一人でいることにいたたまれないことも多く、共同体的なものへの帰属を幻想として希求する。昔は、地域の絆や親族の絆への強制的な参加が生きるための必要条件であったのに対し、現在はそうとまではいかない。ここに現代人がコミュニティへ参加することの性質の変化が存在する。現代人の多くは個人主義による共同性の崩壊もあり、安直に共同体への帰属意識による満足が得られることを志向する。
これには二つの疑問が発生する。このような参加による共同体への参加の様式では、倫理的な問題解決が望まれる社会問題への対応に無力であること。そして、岡田教授の言葉を借りさせてもらえば、それは恣意が偶然に一致した人々の一時的な集まりに過ぎず、倫理的なつながりによる人間形成が望めないと言ったところだろうか。困ったときは必ず助け合うという強い規範とコミュニティへの帰属意識がなければ孤独な高齢者は救えないし、助け合いによってお互いに豊かになれる人間関係の醸成も行えないのである。現在は、この安易な帰属意識をインターネットによる即時的なつながり、すなわち掲示板やtwitterなどで満たしている部分が多いのだろう。このようなつながりでは本当に困ったときに助けてもらえない。
![]() | べてるの家の「非」援助論 ―そのままでいいと思えるための25章 (シリーズ・ケアをひらく) (2002/05) 浦河べてるの家 商品詳細を見る |
では、参加主体が組織運営においても自己においても自律的でありながら倫理的なつながりによって存続している共同体とは何か。これが岡田教授のもとで勉強した私の研究的な関心のルーツであり、その答えは「自助グループ」をはじめとする互助共同体である。その要件としては、問題の解決に当たり差し迫って共同性を構築する必要があり、形成されたアソシエーションが個人に課する規範も相互に問題解決を図ることを目的としたものだからである。共同性の構築と規範の形成はそのとたんに個人の自律を抑圧するが、この互助的なグループにおいては、むしろ参加主体がそのルールを形成する過程で人間的な回復が行われるといった点に注目しなければならない。
実例を挙げると、北海道浦河市の「べてるの家」が挙げられる。このべてるの家は一時期奇跡の障碍者グループとしてマスコミの脚光を浴びた。さまざまな番組が放送されるとともに複数の本が出版されており、ご存知の方も多いかもしれない。このべてるの家がすごいのは、自分たちによる経済活動で自立した運営ができているということである。主に昆布の生産工場での収入だが、精神障碍者同士の互助によって不可能とされた経済的自立を可能にしているのである。そこには経済的な互助だけでなく、生活共同体としての互助も存在する。お互いの精神疾患を共同的な役割において研究し、乗り越えているのである。
これはほかのさまざまな自助グループにも同じことが言える。特に逼迫した問題としては私が専門としたアルコール依存の当事者会や、自殺問題におけるグリーフケアなどが挙げられるだろうか。これらのグループの参加においては個人主義的なエゴはほとんど発生しない。お互いがつらい状況を乗り越えるためによりよい参加形態を模索しながら助け合っていくのである。これは岡田教授の専門領域である教育学でも同じことが言える。学級において同じ役割を果たす「中間共同体」が子どもの豊かな発達機序になるというものである。東京大学の佐藤学教授も「学びの共同体」として同じような理論を展開されている。ちなみに、岡田教授のルーツはフランスの教育運動である。制度主義教育論と呼ばれる戦後の取り組みである。下記に著書の一部を引用する。
教育をフィールドとして、社会システムと個人システムの緊張関係の問題に真正面から取り組んだ先駆的存在としてフランスの制度主義教育論を紹介しておこう。これは人間形成のフィールドが政治システムや経済システムのシステム合理性に絡めとられてしまうのに抵抗し、かといって社会システムを人間疎外をもたらす悪玉に仕立てることで満足するのでもなく、個人システムがかかわりのネットワークをあるいは利用し、あるいは共同構築していく中で、社会システムを部分的にわがものにしつつ自己形成を図っていくというものである。(p.103)
この文章に岡田教授の考えの粋があると言っていいだろう。巨大システムの下で完全に他律状態になってしまって生きるのも好ましくない。かといって完全な自律的主体など存在しない。前者の肥大化は人間疎外により人格の破綻を生み出すし、後者を追及すると個人主義のなれの果てに独我に陥ってしまうだけである。では、旧来の共同体への参加のような出来事がすべてを解決するといえばそうではなく、参加のとたんにその規範に主体が絡め取られてしまう危険がある。上記に述べたように、倫理的なつながりにおいて自らもシステム管理者になるような参加主体となるよう自他を調整しながら生きるという現代人のさまざまな矛盾に対するかろうじての解を導き出されているのである。
サンデル教授も、旧来のコミュニティをすべて称揚するのではなく、ディベートを絶えず行いながら問いかけを行っていく講義スタイルを取っている。そこには何らか通ずるものがある。これは、まさに新たな価値基準を大学という極めて自由な場で対話により作ろうとする試みであり、新しい倫理と公共性の構築はここから行われるのだと想像すると胸が高鳴るものがある。読み上げの講義はでは新たな制度は作られない。学生とともに作りながら講義を運営しているのである。学生にとってこれほど面白い講義は存在しないだろう。サンデル氏は、メディアに対してもディベートによる倫理の形成を求めている。個人が行き詰った現代において、知がそれを打破する試みは現在進行形で行われているのである。
「事業仕分け」の力
~初めてメスが入った構造的な改革となる行政レビュー~
-最終更新日:2011年1月7日(金)-
ちょっと旬が過ぎたが、最近の政治では目覚ましい業績をあげた「事業仕分け」を取り上げてみようと思う。事業仕訳は、民主党が政権交代直後に行った目玉施策の一つで、行政改革担当大臣である現仙谷由人官房長官を中心に行われた。その後、次年には枝野氏が大臣に就任して行っている。さまざまな論点がこの事業仕分けにあるが、この書籍の最後にこのように書かれている。
結果がすぐ出る事業を削減しがちであった。より長期的視野での検討を可能にし、かつ、政治的にアンタッチャブルなテーマについても取り組みうるという意識を醸成。(同著p.198)
これは、事業仕訳のモデルとなったカナダのプログラム・レビューにおける効果を列挙したものの抜粋である。このプログラム・レビューとは、1990年代のカナダにおける財政赤字が厳しい状況の中で行われた行政改革である。同じように削減できる行政項目を同じ手法でレビューすることによって、削減の強制力を持たせるという手法である。
日本における事業仕分けも実は法的拘束力がない。事業仕分けで削減対象とされた事業は削減する必要がないのである。しかし、政治家による公平なレビューをあれだけテレビ中継で報道され記録に残されたら削減しないと面目が立たない。その程度の拘束力だけで行われている。それでも予算削減の原動力となったことに間違いはない。いろいろ言われる事業仕分けであるが、確実に日本の政治史において前向きに評価できる痕跡を残したといえるだろう。筆者はインターネット中継でA・B両チームの仕分けの様子を見ていたが、「下手なテレビ番組より面白い」などというtwitterの発言もあった。蓮舫議員が冴えまくっていたのを覚えている。お名前を忘れて申し訳ないが、民間のきわめて優秀な仕分け人の方々も強く印象に残っている。
この事業仕分け、現在ではそれ自体は不必要になりつつあるとされながらも、「行政レビュー」としてさまざまな分野で小規模に行われている。無駄な事業を公開してレビューすること自体が予算削減につながるということで、継続して行おうということだろう。あとはこの「行政レビュー」がどれだけ実行力を持って根を張れるかだ。
ちなみに、枝野氏は弁護士出身である。政治家には弁護士出身の議員が多い。筆者が知っている中で弁護士出身の議員といえば、自民党の白川勝彦元議員や民主党の仙谷由人現官房長官、横粂勝仁議員、社民党の福島瑞穂議員あたりである。法曹界のトップの弁護士といえば知能指数は折り紙つきなわけで、やはり優秀な議員が多いということだろう。
と思って調べてみたら、自民党の谷垣禎一総裁も弁護士出身だった。道理であれだけ頭の回転のパフォーマンスがいいしゃべり方ができるのだ。他にもたくさんおられると思うが、無知な筆者だけにご容赦いただきたい。
-最終更新日:2011年1月7日(金)-
![]() | 「事業仕分け」の力 (集英社新書 540A) (2010/04/16) 枝野 幸男 商品詳細を見る |
ちょっと旬が過ぎたが、最近の政治では目覚ましい業績をあげた「事業仕分け」を取り上げてみようと思う。事業仕訳は、民主党が政権交代直後に行った目玉施策の一つで、行政改革担当大臣である現仙谷由人官房長官を中心に行われた。その後、次年には枝野氏が大臣に就任して行っている。さまざまな論点がこの事業仕分けにあるが、この書籍の最後にこのように書かれている。
結果がすぐ出る事業を削減しがちであった。より長期的視野での検討を可能にし、かつ、政治的にアンタッチャブルなテーマについても取り組みうるという意識を醸成。(同著p.198)
これは、事業仕訳のモデルとなったカナダのプログラム・レビューにおける効果を列挙したものの抜粋である。このプログラム・レビューとは、1990年代のカナダにおける財政赤字が厳しい状況の中で行われた行政改革である。同じように削減できる行政項目を同じ手法でレビューすることによって、削減の強制力を持たせるという手法である。
日本における事業仕分けも実は法的拘束力がない。事業仕分けで削減対象とされた事業は削減する必要がないのである。しかし、政治家による公平なレビューをあれだけテレビ中継で報道され記録に残されたら削減しないと面目が立たない。その程度の拘束力だけで行われている。それでも予算削減の原動力となったことに間違いはない。いろいろ言われる事業仕分けであるが、確実に日本の政治史において前向きに評価できる痕跡を残したといえるだろう。筆者はインターネット中継でA・B両チームの仕分けの様子を見ていたが、「下手なテレビ番組より面白い」などというtwitterの発言もあった。蓮舫議員が冴えまくっていたのを覚えている。お名前を忘れて申し訳ないが、民間のきわめて優秀な仕分け人の方々も強く印象に残っている。
この事業仕分け、現在ではそれ自体は不必要になりつつあるとされながらも、「行政レビュー」としてさまざまな分野で小規模に行われている。無駄な事業を公開してレビューすること自体が予算削減につながるということで、継続して行おうということだろう。あとはこの「行政レビュー」がどれだけ実行力を持って根を張れるかだ。
ちなみに、枝野氏は弁護士出身である。政治家には弁護士出身の議員が多い。筆者が知っている中で弁護士出身の議員といえば、自民党の白川勝彦元議員や民主党の仙谷由人現官房長官、横粂勝仁議員、社民党の福島瑞穂議員あたりである。法曹界のトップの弁護士といえば知能指数は折り紙つきなわけで、やはり優秀な議員が多いということだろう。
と思って調べてみたら、自民党の谷垣禎一総裁も弁護士出身だった。道理であれだけ頭の回転のパフォーマンスがいいしゃべり方ができるのだ。他にもたくさんおられると思うが、無知な筆者だけにご容赦いただきたい。
武器としての電波の悪用を糾弾する
~NPO法人テクノロジー犯罪被害ネットワークの原点となった石橋輝勝氏の著書~
-最終更新日:2010年12月22日(水)-
この書籍を見ていただきたい。発行年数が1997年である。テクノロジー犯罪被害ネットワークを運営している石橋理事長が10年以上前に発行した書籍である。当時の発行部数は800部程度。それでも読まれた方が集まって前身となる被害団体を作り上げた。現在では700名を超える被害者を受け入れ、大所帯となっているこのNPO法人だが、歴史はそれだけ古いのである。
今となっては手に入りにくいかと思ったらAmazonにわずかの冊数が残されていた。購入して読んでみたが、ほぼ現在行われているテクノロジー犯罪に重なる。現在ではもっと高度化されて陰湿化しているが、当時もこれだけのことが可能だったのかと思い知らされる。
石橋氏はテクノロジーによる人体操作などを下記のカテゴリに分けて説明している。被害者からすれば一目瞭然なのだが、被害を受けたことがない方はどのような被害か類推してほしい。
①人に対する悪用
1)脳への介入
意思を覗く、映像・意思を送る、夢操作、忘却・想起など
2)本能操作
食欲操作、性欲操作、睡眠欲操作
3)感情操作
憎しみの増幅および緩和、衝動操作など
4)身体諸機能の操作
排泄操作、疲労操作、体調不良、金縛りなど
②機器に対する悪用
電話の操作、ワープロの操作、テレビ・ビデオの操作など
③自然環境への悪用
植物成長の異常化など
恐らく被害を受けたことがない方からすれば書籍の内容は本当に統合失調症の患者が述べたものと誤認されるだろう。しかし、前述の33名の被害報告書をご覧になっていただければ、この33名の方がこれらとほぼ同じ被害を受けていることが統計的に示されている。
筆者も、外出するとさまざまな加害団体の人間に取り囲まれる「人による嫌がらせ(集団ストーキング)」と家の中にいながら拷問を遠隔的に可能にする「見えないテクノロジーによる嫌がらせ」の両方を受けている。後者は、筆者がこのブログを作成していると頻繁に送りつけてくる「痛みの送信」や、感情を操作してケースによっては激昂状態を作り上げる「意識への介入」などが中心だ。現在はたたみかけられている状態ではないが、不意を突いて加害行為は行われており、予断は許さない。
ターゲット選出の恣意性と、あらゆる国家の人々の認知の必要性
もはやこの被害について世の中は知らないでは済まされない。すでにある国の主要メディアで報道され、様々な媒体により表面化しつつある。それも世界各国でだ。この流れに伴い、被害者の間では加害者が隠蔽を始めたとのうわさも流れた。12月に入って被害が激化した方も多いと思われるが、加害者は自殺への追い込みによって加害行為を無かったことにしようとしているのである。
加害者は恣意的にターゲットを選ぶ性質があり、世界の民主主義国家のすべての人がターゲットになってしまう可能性がある。筆者も勤務先だったある企業がこの行為を従業員に対して悪用しており、いわれのない暴力的制裁として行われたのがエスカレートした原因である。そしてそれは社会的失墜が完遂してもやむことはない。
これらの「人による嫌がらせ」と「見えないテクノロジーによる嫌がらせ」両方による複合的な加害行為は、民主主義の制度の盲点を突いた特定個人を追い落とす極めて効果的なノウハウであり、あらゆる国で蔓延している現状がある。そして、これは民主主義の現制度下では防ぐことが困難である。一種の社会を腐らす病理のようなものであり、これを乗り越えるには民主主義の不断の努力が必要である。ブログ名を集団ストーカー問題を克服する"Endure the Organized Stalking"としたのは、社会全体の絶え間ない忍耐と努力が必要だと感じたからである。
このブログの読者の方々も、他人事と思われずにこの問題を直視していただきたい。それが被害者すべての願いである。
(下の▼続きを読む▼は被害を受けたことがない方にどのような被害かわかっていただくために掲載するものです。8月のもっとも加害行為がひどかった時の被害メモです。)
-最終更新日:2010年12月22日(水)-
![]() | 武器としての電波の悪用を糾弾する! (1997/7/10) 石橋輝勝 商品詳細を見る |
この書籍を見ていただきたい。発行年数が1997年である。テクノロジー犯罪被害ネットワークを運営している石橋理事長が10年以上前に発行した書籍である。当時の発行部数は800部程度。それでも読まれた方が集まって前身となる被害団体を作り上げた。現在では700名を超える被害者を受け入れ、大所帯となっているこのNPO法人だが、歴史はそれだけ古いのである。
今となっては手に入りにくいかと思ったらAmazonにわずかの冊数が残されていた。購入して読んでみたが、ほぼ現在行われているテクノロジー犯罪に重なる。現在ではもっと高度化されて陰湿化しているが、当時もこれだけのことが可能だったのかと思い知らされる。
石橋氏はテクノロジーによる人体操作などを下記のカテゴリに分けて説明している。被害者からすれば一目瞭然なのだが、被害を受けたことがない方はどのような被害か類推してほしい。
①人に対する悪用
1)脳への介入
意思を覗く、映像・意思を送る、夢操作、忘却・想起など
2)本能操作
食欲操作、性欲操作、睡眠欲操作
3)感情操作
憎しみの増幅および緩和、衝動操作など
4)身体諸機能の操作
排泄操作、疲労操作、体調不良、金縛りなど
②機器に対する悪用
電話の操作、ワープロの操作、テレビ・ビデオの操作など
③自然環境への悪用
植物成長の異常化など
恐らく被害を受けたことがない方からすれば書籍の内容は本当に統合失調症の患者が述べたものと誤認されるだろう。しかし、前述の33名の被害報告書をご覧になっていただければ、この33名の方がこれらとほぼ同じ被害を受けていることが統計的に示されている。
筆者も、外出するとさまざまな加害団体の人間に取り囲まれる「人による嫌がらせ(集団ストーキング)」と家の中にいながら拷問を遠隔的に可能にする「見えないテクノロジーによる嫌がらせ」の両方を受けている。後者は、筆者がこのブログを作成していると頻繁に送りつけてくる「痛みの送信」や、感情を操作してケースによっては激昂状態を作り上げる「意識への介入」などが中心だ。現在はたたみかけられている状態ではないが、不意を突いて加害行為は行われており、予断は許さない。
ターゲット選出の恣意性と、あらゆる国家の人々の認知の必要性
もはやこの被害について世の中は知らないでは済まされない。すでにある国の主要メディアで報道され、様々な媒体により表面化しつつある。それも世界各国でだ。この流れに伴い、被害者の間では加害者が隠蔽を始めたとのうわさも流れた。12月に入って被害が激化した方も多いと思われるが、加害者は自殺への追い込みによって加害行為を無かったことにしようとしているのである。
加害者は恣意的にターゲットを選ぶ性質があり、世界の民主主義国家のすべての人がターゲットになってしまう可能性がある。筆者も勤務先だったある企業がこの行為を従業員に対して悪用しており、いわれのない暴力的制裁として行われたのがエスカレートした原因である。そしてそれは社会的失墜が完遂してもやむことはない。
これらの「人による嫌がらせ」と「見えないテクノロジーによる嫌がらせ」両方による複合的な加害行為は、民主主義の制度の盲点を突いた特定個人を追い落とす極めて効果的なノウハウであり、あらゆる国で蔓延している現状がある。そして、これは民主主義の現制度下では防ぐことが困難である。一種の社会を腐らす病理のようなものであり、これを乗り越えるには民主主義の不断の努力が必要である。ブログ名を集団ストーカー問題を克服する"Endure the Organized Stalking"としたのは、社会全体の絶え間ない忍耐と努力が必要だと感じたからである。
このブログの読者の方々も、他人事と思われずにこの問題を直視していただきたい。それが被害者すべての願いである。
(下の▼続きを読む▼は被害を受けたことがない方にどのような被害かわかっていただくために掲載するものです。8月のもっとも加害行為がひどかった時の被害メモです。)
小泉進次郎の話す力
年齢で期待されるもの以上を背負う若者たち②
-最終更新日:2010年12月16日(木)-
同じ若者として年齢以上に正解で期待されているのが自民党の小泉進次郎氏である。麻生太郎元首相は進次郎氏をこのように評している。
「お父さんと違って普通の人」「政界の石川遼。爽やかであいさつもきちんとしている。出来すぎ」
このような評価がなされると父親である純一郎氏がどのように普通の人ではないのかが気になるのだが、昨年の衆議院選挙から大車輪の活躍をしているのが小泉進次郎氏である。一見華やかで表参道をまっしぐらに進んでおり、時には嫉妬を買ってしまいそうな氏だが、筆者は実際はこうだと思っている。「小泉家において一家の浮沈を一身に受けることになってしまった若者」である。
政治の世界はそれほど甘くない。進次郎氏も、世の中にアウトプットするきれいな情報とは違う場所でもがいているはずである。父親が華やかな首相として一世を風靡して以降、退陣すればとたんに一家は苦しくなる。純一郎氏が自らのカリスマ性に限界を感じて引退を表明する中、政治家一家として体裁を保つには進次郎氏に一手に託すしかないのである。
その中でよくこれだけの働きができるなと筆者は思ってしまう。通常の若者なら逃げてしまう重責を軽々とこなしているようにも見える。実際はかなり辛い思いをしているに違いない。当初は親の七光りのようなフィルターを通じて見られた進次郎氏、私はここにきてかなりの能力を有していると感じた次第である。
その理由の一つに、行動の安定感。司会をやってもマスコミに対するコメントも一流。ブレることがない。その二に、その胆力。誰に対しても忌憚ない表情で接することである。そのさまに次第に評価を変えていった人も多いのではないだろうか。筆者は進次郎氏は小泉家ではいわゆる麒麟児と呼べる人物だと思っている。激動の乱世で、息子まで卓越した能力を持っていた中国三国志時代のの司馬懿仲達と司馬師・司馬昭親子を髣髴させるのである。
個人的に、進次郎氏はその学歴の高さから高度な政治主要著書を早めに執筆したらもっと箔がつくのではないかと考えている。恐らく、これからの日本の政治を担って変えていくであろう若者。父親の純一郎氏が「苦労をかけてすまない」という思いを抱いているだろうことを肌に感じながら今後の活躍に期待する。読者の皆さんはどう思われるだろうか。
-最終更新日:2010年12月16日(木)-
![]() | 小泉進次郎の話す力 (2010/12/16) 佐藤綾子 商品詳細を見る |
同じ若者として年齢以上に正解で期待されているのが自民党の小泉進次郎氏である。麻生太郎元首相は進次郎氏をこのように評している。
「お父さんと違って普通の人」「政界の石川遼。爽やかであいさつもきちんとしている。出来すぎ」
このような評価がなされると父親である純一郎氏がどのように普通の人ではないのかが気になるのだが、昨年の衆議院選挙から大車輪の活躍をしているのが小泉進次郎氏である。一見華やかで表参道をまっしぐらに進んでおり、時には嫉妬を買ってしまいそうな氏だが、筆者は実際はこうだと思っている。「小泉家において一家の浮沈を一身に受けることになってしまった若者」である。
政治の世界はそれほど甘くない。進次郎氏も、世の中にアウトプットするきれいな情報とは違う場所でもがいているはずである。父親が華やかな首相として一世を風靡して以降、退陣すればとたんに一家は苦しくなる。純一郎氏が自らのカリスマ性に限界を感じて引退を表明する中、政治家一家として体裁を保つには進次郎氏に一手に託すしかないのである。
その中でよくこれだけの働きができるなと筆者は思ってしまう。通常の若者なら逃げてしまう重責を軽々とこなしているようにも見える。実際はかなり辛い思いをしているに違いない。当初は親の七光りのようなフィルターを通じて見られた進次郎氏、私はここにきてかなりの能力を有していると感じた次第である。
その理由の一つに、行動の安定感。司会をやってもマスコミに対するコメントも一流。ブレることがない。その二に、その胆力。誰に対しても忌憚ない表情で接することである。そのさまに次第に評価を変えていった人も多いのではないだろうか。筆者は進次郎氏は小泉家ではいわゆる麒麟児と呼べる人物だと思っている。激動の乱世で、息子まで卓越した能力を持っていた中国三国志時代のの司馬懿仲達と司馬師・司馬昭親子を髣髴させるのである。
個人的に、進次郎氏はその学歴の高さから高度な政治主要著書を早めに執筆したらもっと箔がつくのではないかと考えている。恐らく、これからの日本の政治を担って変えていくであろう若者。父親の純一郎氏が「苦労をかけてすまない」という思いを抱いているだろうことを肌に感じながら今後の活躍に期待する。読者の皆さんはどう思われるだろうか。